全体的なスタイリングは前モデルによく似ているが、外装パーツの形状は一新されており、新型はシャープさを増した印象。
今回の撮影車はグレーのカラーリングだったが、2024年秋に導入される予定の国内仕様のカラーバリエーションは未発表。
LEDヘッドライトは従来型から採用されているが、ヘッドライトカウルの形状は微妙に異なっている。ウインカーはクリアレンズ採用。
液晶デジタルメーターはKLX230と同じ形状で、スマホコネクト機能を装備。こちらも専用アプリで車両状態が確認できる。
車体のベースは前モデルのようだが外装は新作。シュラウドも大きく、ホールド性に優れた形状に変更されている。
KLX230と同様の空冷233ccシングルは吸気ポート、バルブ径の変更、新レイアウトのエキパイなどで低中域の出力特性を改善。
フレームのアンダーチューブに沿った形状の、V字型レイアウトのエキパイは新作。管長を確保して低中トルク特性を向上させている。
マフラーはアップサイレンサータイプ。前モデルとはステンレス製サイレンサーの形状や角度が違っているように見える。
フロントはショーワ製の倒立フォークを採用。17インチホイールのリムはアルミ製で、撮影車の装着タイヤはIRC製のRX-01。
リアのスイングアームはスチール製の角型アームを継承。リムはブラック仕上げされ、ブレーキディスクは220mm径のものを踏襲。
前後17インチ化によってシート高は838mmとシリーズ中最も低くなっている。シート形状は着座位置の自由度が高いもの。
文:オートバイ編集部/写真:鶴身 健
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