Ninja ZX-25Rが登場するまで、カワサキのトップモデルとして250ccスポーツクラスを牽引してきた2気筒のニンジャ250。4気筒車が登場してもその魅力は変わることはなく、弾けるような高回転域でのパワーと軽快なフットワークが光る。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

カワサキ「Ninja 250」ライディングポジション・足つき性

シート高:795mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像1: カワサキ「Ninja 250」ライディングポジション・足つき性

低過ぎないハンドル位置がゆったりとしたライディングポジションを生み、カウルの防風性能と併せて長時間走行での快適性はクラストップレベル。シート高は795mmで、シート側面形状の工夫などもあって足着き性もいい。

画像2: カワサキ「Ninja 250」ライディングポジション・足つき性

カワサキ「Ninja 250」各部装備・ディテール解説

画像: カワサキのスーパースポーツシリーズに共通するデザイントレンドを盛り込んだ、エッジの効いたシャープなフォルム。ノーズ部分にはニンジャH2のようなチンスポイラーも備わる。ボディサイズはライバルに比べやや小柄。

カワサキのスーパースポーツシリーズに共通するデザイントレンドを盛り込んだ、エッジの効いたシャープなフォルム。ノーズ部分にはニンジャH2のようなチンスポイラーも備わる。ボディサイズはライバルに比べやや小柄。

画像: ZX-6Rなど、ニンジャシリーズに共通のファミリーフェイスを採用。ヘッドライトは眼光鋭い2眼式のLEDだ。

ZX-6Rなど、ニンジャシリーズに共通のファミリーフェイスを採用。ヘッドライトは眼光鋭い2眼式のLEDだ。

画像: メーターはアナログのタコメーターと反転表示の液晶モニターとの組み合わせ。ギアポジションインジケーターなども備える。

メーターはアナログのタコメーターと反転表示の液晶モニターとの組み合わせ。ギアポジションインジケーターなども備える。

画像: エンジンはダウンドラフト吸気を採用して、スロットルバルブを大径化。排出ガス規制対応でパワーは35PSになったが、力強さは変わらない。

エンジンはダウンドラフト吸気を採用して、スロットルバルブを大径化。排出ガス規制対応でパワーは35PSになったが、力強さは変わらない。

画像: ブレーキには310mm径の放熱性に優れたペータルディスクを装備。フォークは41mmの正立タイプを採用。

ブレーキには310mm径の放熱性に優れたペータルディスクを装備。フォークは41mmの正立タイプを採用。

画像: 試乗車の装着タイヤはダンロップのGT601、リアサスはユニトラック。アシスト&スリッパークラッチも標準装備する。

試乗車の装着タイヤはダンロップのGT601、リアサスはユニトラック。アシスト&スリッパークラッチも標準装備する。

画像: タンデムシート表皮は滑りにくいタイプ。シート下の収納スペースは内部のフタが開閉する、上下セパレート構造となっている。

タンデムシート表皮は滑りにくいタイプ。シート下の収納スペースは内部のフタが開閉する、上下セパレート構造となっている。

画像: 2分割シートは簡単に着脱可能。タンデムシート下にはフタつきの収納スペースを用意する。写真のETC2.0車載器はオプション。

2分割シートは簡単に着脱可能。タンデムシート下にはフタつきの収納スペースを用意する。写真のETC2.0車載器はオプション。

画像: ZX-10Rを筆頭に6R、25Rと、フルカウルスポーツモデルには共通のLEDテールランプを採用。イメージの統一化を図っている。

ZX-10Rを筆頭に6R、25Rと、フルカウルスポーツモデルには共通のLEDテールランプを採用。イメージの統一化を図っている。

カワサキ「Ninja 250」主なスペック・燃費・製造国・価格

全長×全幅×全高1990×710×1125mm
ホイールベース1370mm
最低地上高145mm
シート高795mm
車両重量166kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量248cc
ボア×ストローク62.0×41.2mm
圧縮比11.6
最高出力26kW(35PS)/12500rpm
最大トルク22N・m(2.2kgf・m)/10500rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角24.3゜
トレール量90mm
タイヤサイズ(前・後)110/70-17M/C 54H・140/70-17M/C 66H
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク
燃料消費率 WMTCモード値25.1km/L(クラス3-2)1名乗車時
製造国タイ
メーカー希望小売価格70万4000円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

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