この記事では、同企画内で「BIGクラス(over750cc)」にカテゴライズされるネオクラシック&ロードスポーツモデルのノミネート車をまとめて紹介します。
Honda CB1100 EX Final Edition
H-004(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
![画像: 総排気量:1140cc エンジン形式:空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:780mm 車両重量:255kg 税込価格:136万2900円 ※生産終了モデル](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/26/b06f997f08869076cc5e29bbdf8c779f353a3011.jpg)
総排気量:1140cc
エンジン形式:空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:780mm
車両重量:255kg
税込価格:136万2900円
※生産終了モデル
CB1100をベースに、18インチの前後ホイールをワイヤースポークに変更しクラシカルな雰囲気を演出。
フランジレス構造の美しい燃料タンクやアルミ製サイドカバーなど質感にこだわった各部パーツを採用しているのが特徴。このファイナルエディションで生産終了になった。
Honda CB1100 RS Final Edition
H-005(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
![画像: 総排気量:1140cc エンジン形式:空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:785mm 車両重量:252kg 税込価格:140万3600円 ※生産終了モデル](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/26/92091ff5e95b289343343b066a7b27c3f5876d04.jpg)
総排気量:1140cc
エンジン形式:空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:785mm
車両重量:252kg
税込価格:140万3600円
※生産終了モデル
CB 1100のスポーティな走りを追求したグレードがRS。前後のキャストホイールは17インチでワイドサイズのタイヤを装着。
専用セッティングのサスやアルミ製スイングアームを備え、ABSとグリップヒーター、ETC 2.0車載器が標準装備される。ファイナルエディションで生産終了となった。
Honda HAWK 11
H-007(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
![画像: 総排気量:1082cc エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒 シート高:820mm 車両重量:214kg 税込価格:139万7000円](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/26/fe7b6b1ba878d95b17ef77b249fd03d380ab1c45.jpg)
総排気量:1082cc
エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒
シート高:820mm
車両重量:214kg
税込価格:139万7000円
一体成型FRP製のロケットカウルと低いグリップ位置のセパレートハンドルなど、カフェレーサー風の佇まいが特徴。
エンジンはアフリカツイン系のユニカム並列2気筒が搭載され、「スロットルバイワイヤシステム」「ライディングモード」「Hondaセレクタブルトルクコントロール」など電子制御技術を搭載。
フロントの倒立フロントフォークはショーワ製SFF-BPを装備するなど足まわりも充実。6速マニュアルのみで、操る楽しみを優先した仕様も魅力となっている。
YAMAHA XSR900 ABS
Y-006(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
![画像: 総排気量:888cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:810mm 車両重量:193kg 税込価格:125万4000円](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/26/00e3edb3431e0dc8953b7369a0ef78727ebcf53c.jpg)
総排気量:888cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:810mm
車両重量:193kg
税込価格:125万4000円
2022年のフルモデルチェンジで1980年代のレーシングマシンのようなテイストの外観となったXSR900。
令和2年排出ガス規制に適合した並列3気筒エンジンは、888ccへと排気量がアップ。トラクション、スライド、リフトのコントロールシステムを織り込んだECU採用により電子制御も進化した。
フレームは新設計され、従来から55mm延長されたスイングアーム、約700g軽量化された前後ホイール、専用セッティングの倒立フロントフォークなど足まわりも強化されている。
YAMAHA XSR900 GP ABS
Y-007(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
![画像: 総排気量:888cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:835mm 車両重量:200kg 税込価格:143万円](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/26/6beb36f4603cb8e52553e0322631eab842317f51.jpg)
総排気量:888cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:835mm
車両重量:200kg
税込価格:143万円
ヤマハのスポーツヘリテイジモデルシリーズに新たに登場したXSR900GP。1980年代のグランプリシーンで培ってきたレースの歴史やその精神を表現したモデルは、カウルやガソリンタンク、ハンドルとひとつひとつの形状にも拘った作りが特徴。
基本メカニズムはXSR900をベースとするも、フレームはエンジンを懸架するブラケット部の肉厚を変更するなど、剛性バランスをチューニング。
MT-09譲りのCP3エンジンを搭載し、クイックシフター、スリッパークラッチも用意される。カラーは当時のレーシングカラーをイメージさせるシルキーホワイトとダークグレーの2色。
ワイズギアからスモークスクリーンやアンダーカウルキット、シートカウルなどの外装類からローダウンリンクやETC車載器などアクセサリパーツも豊富に用意される。
Kawasaki Z900RS/Z900RS SE/Z900RS YELLOW BALL EDITION
K-007(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
![画像: 総排気量:948cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:800mm/810mm(SE) 車両重量:215kg 税込価格 Z900RS:148万5000円 Z900RS YELLOW BALL EDITION:156万2000円 Z900RS SE:170万5000円 ※写真はZ900RS](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/26/e13bf5257803275ba2d36917f2bbca7434e7cffa.jpg)
総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:800mm/810mm(SE)
車両重量:215kg
税込価格
Z900RS:148万5000円
Z900RS YELLOW BALL EDITION:156万2000円
Z900RS SE:170万5000円
※写真はZ900RS
名車・Z1の姿を現代に復活させ、Z900ベースの現代的メカニズムと組み合わせたネイキッドスポーツ。トレリスフレームに搭載される948ccの並列4気筒エンジンは中低速重視のセッティングが施され、足まわりは前後17インチホイール、フロントは倒立フォークとブレーキにはラジアルマウントキャリパーを採用。
2017年12月にブラウン×オレンジの「火の玉」カラーを彷彿とさせる初代が登場。2019年には「タイガー」カラー、2022年にはSEに「イエローボール」が登場。歴代のカラーリングを再現したモデルが発売されてきた。
そして、2024年モデルではキャンディーグリーンをベースとしたイエローボールエディションが登場しスタンダードのZ900RSにもZ1のグラフィックをブルーでアレンジしたカラーをラインアップ。
オーリンズ製の前後サス、ブレンボ製ブレキーキャリパーを標準装備し足まわりを強化した「RS SE」も用意されている。
Kawasaki Z900RS CAFE
K-008(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
![画像: 総排気量:948cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:820mm 車両重量:217kg 税込価格:151万8000円](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/26/fd56de3f9b7756926fcb3bea07252345e9a48ab6.jpg)
総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:820mm
車両重量:217kg
税込価格:151万8000円
ビキニカウルとローポジションハンドル、段付きシートでZ900RSをカフェレーサースタイルに変身させたモデル。マフラーまわりをヘアライン仕上げとし、ステーの短いバックミラーやエンジンカバーのエンブレムはカフェ専用装備。
2023年モデルで新排出ガスに適応、2023年7月発売の2024年モデルでは価格が改定され継続販売されている。
Kawasaki W800
K-009(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
![画像: 総排気量:773cc エンジン形式:空冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 シート高:790mm 車両重量:226kg 税込価格:123万2000円](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/26/1882aa69a7bb2f1b31a16fe984d065a9804c52f5.jpg)
総排気量:773cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:226kg
税込価格:123万2000円
空冷バーチカルツインエンジンや鋼管フレーム、19インチフロントタイヤなど、重厚でクラシカルなスタイリングが魅力のW800のスタンダードモデル。
リアブレーキはディスク化され、センタースタンド、グリップヒーターも標準装備。2023年9月にはカラーとグラフィックに変更を受け2色のラインアップとなった2024年モデルがリリースされた。
「STREET」「CAFE」のバリエーションモデルはラインアップから外れた。
Kawasaki MEGURO K3
K-010(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
![画像: 総排気量:773cc エンジン形式:空冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 シート高:790mm 車両重量:227kg 税込価格:139万7000円](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/26/6b2918330744485a603800241ddea179d790e80a.jpg)
総排気量:773cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:227kg
税込価格:139万7000円
1924年から大排気量モデルを生産し、当時のライダーの憧憬の的となっていたメグロ。1960年代に一世を風靡したそのメグロブランドが2021年に復活し、このメグロK3が登場した。
W800をベースとした車体に、銀鏡塗装が施された上質なタンク、などカワサキが築き上げてきた最新のテクノロジーやクラフトマンシップが惜しげもなく注ぎこまれた。
2024年モデルでは車体価格が4万4000円アップとなった。