この記事では、同企画内で「750クラス（401～749cc）」にカテゴライズされる、国内ミドルクラスのフルカウルスポーツ、スーパースポーツのノミネート車をまとめて紹介します。
Honda CBR650R／CBR650R E-Clutch
H-019（ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号）
総排気量：648cc
エンジン形式：水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高：810mm
車両重量：209kg／211kg（E-Clutch）
税込価格：110万円／115万5000円～118万8000円（E-Clutch）
※写真はE-Clutch搭載モデル
クラッチコントロールを自動制御することで、手動による操作を不要とした「Honda E-Clutch（ホンダ イークラッチ）」を搭載したモデルも登場した新型CBR650R。
発進、変速、停止など、駆動力が変化するシーンでクラッチ操作を必要とせず、最適なクラッチコントロールを自動制御することでスムーズなライディングを実現してくれる。
電子制御中でもライダーがクラッチレバー操作を行うことで、手動によるクラッチコントロールは可能で、システムのON/OFFは任意で選択することが可能。
Eクラッチ以外にもフロントマスクはホンダが誇るスーパースポーツモデルであるCBRシリーズのスタイリングを継承したことで、精悍さが増したスタイリングとなった。
Honda CBR600RR
H-020（ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号）
総排気量：599cc
エンジン形式：水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高：820mm
車両重量：193kg
税込価格：157万3000円／160万6000円
プロダクションレースで活躍し、高く評価されてきたポテンシャルを磨き上げ2020年に復活した本格600スーパースポーツ。車体姿勢推定システム（IMU）で制御される各種電子制御デバイスやウイングレットも備えた空力特性に優れたボディが特徴。
2024年モデルではクイックシフターを標準装備し色変更を受けた。令和2年の新排出ガス規制にも適合。
YAMAHA YZF-R7 ABS
Y-010（ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号）
総排気量：688cc
エンジン形式：水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高：835mm
車両重量：188kg
税込価格：105万4900円
スーパースポーツ・YZF-Rシリーズの新たなミドルモデル。エンジンやフレームなど、MT-07の基本コンポーネンツを活かしながらレーシーなフルカウルを装着。
フォークは倒立化され、リアサスもセッティング変更されブレーキも強化。ポジションも変更されるなど、スーパースポーツらしく仕立てられている。
2024年モデルはカラーリングが変更され、デザインも最新YZF-R1との共通化が図られている。
Kawasaki Ninja 650／Ninja 650 KRT Edition
K-012（ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号）
総排気量：649cc
エンジン形式：水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高：790mm
車両重量：194kg
税込価格：104万5000円
※写真はNinja 650 KRT Edition
ER-6系がルーツの650cc水冷並列2気筒エンジンを鋼管トレリスフレームに搭載したフルカウルスポーツ。2020年モデルでモデルチェンジし、アッパーカウルのデザイン変更とヘッドライトのLED化、スマホとの接続機能を備えたカラー液晶メーターが採用され、新排出ガス規制に適応。
2023年9月に発売された2024年モデルではカラーチェンジを受け、カワサキレーシングチームのレプリカカラーを採用した、KRTエディションもチームロゴを変更してラインアップされる。
Kawasaki Ninja ZX-6R／Ninja ZX-6R KRT Edition／Ninja ZX-6R 40th Anniversary Edition
K-015（ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号）
総排気量：636cc
エンジン形式：水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高：830mm
車両重量：199kg
税込価格：156万2000円／159万5000円（40th Anniversary Edition）
※写真はZX-6R 40th Anniversary Edition
排気量を636ccにまで拡大することで、パワフルさとフレキシブルさを両立させたパワー特性を実現。トラクションコントロール、パワーモード、ABSなどのライダーを支援する最新の電子制御デバイスも装備するオールラウンドなスーパースポーツだ。
2024年型でモデルチェンジを受けスタイリングも一新。Ninjaシリーズ登場40周年を記念したアニバーサリーモデルも発売されている。
Kawasaki Ninja 7 HYBRID
K-016（ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号）
総排気量：451cc
エンジン形式：水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
モーター形式：水冷 交流同期電動機
シート高：795mm
車両重量：228kg
税込価格：184万8000円
水冷4スト並列2気筒エンジンと交流同期モーターを搭載したストロングハイブリッドモデルであるNinja 7 ハイブリッド。
エンジンとモーターを組み合わせたパワーユニットとしたことで、エコモードでは250ccクラス同等の低燃費を実現しながら、Eブーストを使用することで1000ccクラス並みの発進加速を両立するという、これまでのオートバイにない新感覚のライディングが楽しめるようになっている。
カワサキプラザ専用モデルとして2024年6月15日に発売予定だったが、諸事情により発売が延期となっている。
ジャパンバイクオブザイヤー2024の概要・投票方法
