この記事では、同企画内で「250クラス(126cc~250cc)」にカテゴライズされる、アドベンチャー、オフロード、モタードのノミネート車をまとめて紹介します。
Honda CRF250L/CRF250L<s>
H-036(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
デュアルパーパスモデルのCRF250Lは2020年12月のフルモデルチェンジで新フレームの採用などで4kg軽量化。吸排気系を中心に改良を加えパワーアップし、オフロード性能も大幅に向上した。
2023年モデルでは平成32年(令和2年)排出ガス規制に対応。ナックルガードが標準装備になり、新色スウィフトグレーが登場した。また、サスのストローク量を前10mm、後20mm伸ばした<s>タイプもラインアップする。
Honda CRF250 RALLY/CRF250 RALLY<s>
H-037(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
デュアルパーパスのCRF250Lをベースにダカールレーサー・CRF450ラリー譲りのスタイルを与えられたツーリング志向のモデル。スタイリングは大型スクリーン、左右非対称の二眼LEDヘッドライトを装備し、12Lの大容量燃料タンクの採用でツーリング適性を高めている。
2023年モデルでは平成32年(令和2年)排出ガス規制に対応。ストロークの長いサスを備えた<s>タイプも用意されている。
SUZUKI V-STROM 250SX
S-019(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
フロントに19インチのセミブロックパターンタイヤを装着、立て気味にセットされたスクリーンやナックルガードなど、ヘビーデューティ指向のパーツも標準装備されオフロード志向を高めたアドベンチャーモデル。
油冷単気筒エンジンを搭載するボディは直線基調のデザインで、Vストローム1050を思わせるシャープなものとしている。
SUZUKI V-Strom250 ABS
S-020(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
2017年にGSR250Sをベースに大型スクリーン、積載性に優れるシート、リアキャリアを装着したアドベンチャーツアラーのVストローム250。
搭載されている水冷並列2気筒エンジンは、スムーズでフレキシブルなトルク特性と高い信頼性によって扱いやすく、優れた燃費性能を実現することで長距離ツーリングも快適にこなせる1台。シート高800mmと足つき性も特徴となっている。
2022年3月には新排出ガス規制に適合と同時に、ABSの装着義務化に伴ってVストローム250ABSからVストローム250へと変更された。今年4月に登場した2024年モデルでは2023年モデルからスペック等に変更はなく、4色のボディカラーも継続。価格は66万8000円に変更された。
Kawasaki KLX230/KLX230 S
K-027(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
2022年モデルで生産終了となってしまっていたKLX230が、新外装と新排出ガス規制に対応したエンジン、アルミ製スイングームなどを装備し、2024年秋に導入が予定されている。オフロード走行時にうれしいABS解除機能など、充実の装備も用意される。
シート高を下げた「S」タイプもモーターサイクルショー2024で発表された。
Kawasaki KLX230SM
K-028(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
2022年10月に発売された希少な本格モタードモデルのKLX230SMが復活、国内でも発売される予定だ。ベースモデルは新型のKLX230でフロントには倒立フォークを装備し、前後ホイールは17インチ化されている。