この記事では、同企画内で「250クラス(125~250cc)」にカテゴライズされる、スクーターのノミネート車をまとめて紹介します。
Honda FORZA
H-038(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
新世代環境対応型エンジン「eSP+」を搭載し、エンジントルクを制御する「Honda セレクタブルトルクコントロール」(HSTC)も装備するフォルツァ。
2023年モデルでヘッドライトとテールランプのデザインを変更。また、メーターパネル内の中央液晶部を大型化し、スピードメーターとタコメーターの外周には導光リングを採用した。同時に令和2年排出ガス規制に対応している。
Honda ADV160
H-039(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
タフギアイメージのATアドベンチャー、ADV150が排気量をアップして2023年1月にADV160として登場。エンジンは排気量156ccの「eSP+」を新採用。
新型フレームでシート高はADV150より15mm低く設定。高さ調整可能なウインドスクリーン、大型で多機能な液晶メーター、セレクタブルトルクコントロール、充電用のUSBポートと装備も充実。2024年モデルはカラーラインアップが変更され全4色となった。
Honda PCX160
H-040(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
2021年にフルモデルチェンジを受け、PCX150から進化したPCX160。2023年1月に発表された2023年モデルは、平成32年(令和2年)排出ガス規制に対応し、シート表皮はブラックに変更されている。
またボディカラーは、新色にマットマインブラウンメタリックとポセイドンブラックメタリックを追加。継続の2色と合わせ全4色のラインアップとなった。
YAMAHA XMAX ABS
Y-021(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
「BLUE CORE」エンジンを搭載し、トラクションコントロールや前後ブレーキにABSを装備するなど、走りへのこだわりも魅力の250ccスクーター。
マルチファンクションディスプレイ装備のメーターパネル、スマートキー、LEDヘッドライトとテール、DCソケット、約45L容量のシート下収納と装備面も充実。昨年には登場以来6年ぶりにモデルチェンジを果たした。
2024年モデルでは「MAXシリーズ」の新しいブランドカラーのマットダークレディッシュグレー、質感の違う艶あり、艶消しブラックを組み合わせたブラック、ブルーのホイールカラーがポイントのマットダークグレー、サイドカバーにマットグレーを配したマットライトグレーの4色ラインアップとなった。
YAMAHA X FORCE ABS/X FORCE Low アクセサリーパッケージ
Y-022(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
新設計されたアンダーボーンフレームにトラクションコントロールシステムを採用し、爽快な走りと燃費&環境性能を両立させた「BLUE CORE」エンジンを搭載する155ccシティコミューター。
「Yamaha Motorcycle Connect」アプリにより、スマートフォンで車両情報を確認、メーター表示機能の拡張なども可能。最大約30mm足つき性が向上するローダウンシート(ワイズギア製:2万1450円)を装備するアクセサリーパッケージも設定されている。
YAMAHA NMAX155 ABS
Y-023(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
MAXシリーズを象徴するブーメランをモチーフにしたサイドカバーが際立つスポーティなスタイリングと、高速道路も走行可能な155cc「BLUE CORE」エンジンを搭載。
2022年のモデルチェンジで新排出ガス規制への適合、アイドリングストップ機能の新採用などを受け、昨年10月発売の2023年モデルではカラーバリエーションが変更された。
YAMAHA TRICITY155 ABS
Y-024(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
125ccのトリシティをベースに専用設計のフレームが与えられ、排気量を155ccに拡大したモデル。高速道路も走行可能なクルージング性能を実現し、LMWテクノロジーを活かした上質な走行感を味わえる。
2023年モデルでは令和2年排出ガス規制に適合し、可変バルブタイミング機構(VVA)採用の水冷155cc「BLUE CORE」エンジンを搭載。フレームも新設計されホイールベースが60mm延長された。
4月発売の2024年モデルではカラーバリエーションが変更された。
SUZUKI BURGMAN200 ABS
S-025(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
扱いやすさと快適性、利便性をバランスさせた軽二輪スクーターのバーグマン200にABSが採用された。
加速性能と滑らかな走りを両立させる200ccの水冷単気筒エンジンを搭載。大容量のシート下収納、多機能メーターの採用、足つき性に優れたフットボード形状と低いシート高、大きく効果的なスクリーンなどで機能性も追求している。2021年のカラーチェンジを最後に生産終了となった。