カワサキ「750RS(Z2)」特徴
今日はだれもがZ2(ゼッツー)と呼ぶが、発売当時の車名は750RS(ロードスター)。同時にデビューしたW3が650RSだった。650RSはZ系のフロントフォークを短くしてダブルディスクブレーキとしていたのに対し、エンジンにコストがかかるZ2はシングル。ともあれZ2はすぐさまCB750フォアを抜いてナナハントップの座に。販売店も強気で値引きは一切なし。買えない人はZ1のポスターやカタログをパーツ店で購入!して、いつかはZにと思いを募らせたものだ。
しかし4年もすると新車の半額程度の中古車が出てきて人気は持続したが、Z750フォア以降になるとDOHCエンジンのライバルが多数出現、人気はかげっていく。だが80年代になり水冷GPz系がヒットすると、反動で空冷Zは再度見直されることになる。
カワサキ「750RS(Z2)」スタイリング解説