SHOEI初の試み! BMX競技用のヘルメットがラインナップに追加
これまでオートバイ用のヘルメットを手掛けてきたSHOEIが、レースで培われた技術を活かし、新たにBMXライダーのためのヘルメット「X-GRID(クロスグリッド)」を発売する。
グラフィックモデル「X-GRID DOMINATE(クロスグリッド ドミネート)」の発売も決定しており、オートバイ用のヘルメットと同様、高い安全性を保持しつつライダーのパフォーマンスをサポートしてくれる。
フォルムはモトクロス用モデルの形状を受け継ぎ、バイザーやノーズカバーがシェルに溶け込むような滑らかなデザインとなっている。後頭部のリブは、ゴーグルをずれにくくしてくれるほか、適切な装着位置を見つけるのにも役立つ。
激しいライディングでも快適に走行できるよう、フロントに7カ所、トップ、リアに4カ所、両サイドに1カ所ずつホールを配置。ヘルメット内部の熱気を逃がしてくれるほか、周囲の音がクリアに聞き取れるつくりとなっている。
チンガード部は、オートバイ用ヘルメットと同様の衝撃テストをクリア。さらに、救護が必要な場合に役立つ「E.Q.R.S.(エマージェンシークイックリリースシステム)」も搭載。チークパッドに装備された専用リボン引くことで、パッドを簡単に外すことができ、第三者が迅速かつ安全にヘルメットを脱がせることができる。
カラーはソリッドモデル、グラフィックモデルともに2色ずつのラインナップ。
ソリッドモデルは「ホワイト」と「マットブラック」。「ドミネート」は、マットブラックをベースに赤色のSHOEIロゴを使用した「TC-1」と、マットグレーをベースに青色のサイドラインがあしらわれた「TC-10」となっている。
価格は「X-GRID」が税込6万8200円、「X-GRID DOMINATE」が税込7万9200円。発売日は、ソリッドモデルのM、L、XLサイズが2024年9月5日、そのほかのサイズと「ドミネート」は9月下旬に発売される予定だ。
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まとめ:大冨 涼