まとめ:オートバイ編集部
第1位
ホンダ「CBR650R」「CBR650R Eクラッチ」
絶妙なクラッチ操作を実現した画期的な機構!
世界初の自動制御クラッチコントロールシステム「ホンダ Eクラッチ」を採用したフルカウルスポーツ・CBR650Rが2024年のトップを飾った。やはり話題のメカが興味を惹いたのだろう、ランキング圏外の13位から盛大なジャンプアップとなった。
新たに採用された「ホンダ Eクラッチ」システムは、発進から変速、停止まで、通常であればライダーがクラッチレバーを操作するシーンで、電子制御により最適なクラッチ操作をしてくれるもの。停止中にクラッチレバーを握らずにギアを入れてもエンストせず、そこからアクセルを開れば絶妙なタイミングでクラッチミートしてスムーズに加速、ベテラン顔負けのクラッチワークしてくれるシステム。渋滞時などライダーの負担が大幅に減るし、クイックシフト的な使い方もできるので、スポーツライディングでも有効だ。
外観もフルカウルやシートカウルの形状を変更し、一層洗練されたシャープなフォルムに進化。メーターも5インチのカラーTFTが採用された。Eクラッチ車の価格設定がわずか5万5000円増というのも非常にお買い得だと言えよう。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2120×750×1145mm |
ホイールベース | 1450mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 209kg【211kg】 |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 648cc |
ボア×ストローク | 67.0×46.0mm |
圧縮比 | 11.6 |
最高出力 | 70kW(95PS)/12000rpm |
最大トルク | 63N・m(6.4kgf・m)/9500rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25°30′ |
トレール量 | 101mm |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17(58W)・180/55ZR17(73W) |
燃料消費率 WMTCモード値 | 21.5km/L【21.3km/L】(クラス3-2)1名乗車時 |
乗車定員 | 2名 |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 110万円【115万5000円~118万8000円】(消費税10%込) |
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順位 | メーカー | 車名 | POINT |
---|---|---|---|
1 | Honda | CBR650R CBR650R E-Clutch | 3362 |
2 | Kawasaki | Z650RS | 2897 |
3 | YAMAHA | YZF-R7 | 2665 |
4 | Honda | CB650R CB650R E-Clutch | 2356 |
5 | Honda | CBR650RR | 2279 |
6 | Kawasaki | Ninja 7 Hybrid | 1931 |
7 | Kawasaki | Ninja ZX-6R | 1892 |
8 | Honda | Rebel 500 | 1815 |
9 | Honda | X-ADV | 1777 |
10 | Honda | NC750X | 1738 |
※このランキングは、月刊『オートバイ』2024年10月号で発表したものになります(投票期間は2024年5月31日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。
まとめ:オートバイ編集部