まとめ:オートバイ編集部
第3位
カワサキ「エリミネーター」「エリミネーター プラザエディション」「エリミネーターSE」

Kawasaki ELIMINATOR/ELIMINATOR SE/ELIMINATOR PLAZA EDITION
総排気量:398cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:735mm
車両重量:176kg/178kg(SE)/177kg(PLAZA)
税込価格:81万4000円/91万3000円(SE)/86万9000円(PLAZA)
ストレスなく楽しめるスタイリッシュな相棒
ロー&ロングフォルムを持つカワサキのクルーザー・エリミネーターがトップスリーに名を連ねた。昨年もデビュー直後ながら3位にランクインしたが、それが一時的な人気の盛り上がりではなく、多くのユーザーに受け入れられてのものだったということが、2年連続の3位という結果でわかるだろう。
低シート高でバイクに乗ることへのストレスを低減させ、自然な位置にあるバーハンドルとステップによるポジションは交通量が多い幹線道路から高速道路までリラックスして走ることができる。ストレスなく走りを楽しめるのがエリミネーターの魅力だ。ロングホイールベースを実現する専用設計のトレリスフレームには、ニンジャ400譲りの並列2気筒エンジンを搭載。低回転域から豊かなトルクを生み出し、中回転域からはパンチがある伸びを楽しませてくれる。
また、車体のジオメトリーを最適化することで、ロングホイールベースながらクセのないハンドリングも実現。峠道ではステップのバンクセンサーをすぐ擦ってしまうほど軽快なフットワークを誇る。
「SE」は市販車初の前後ドライブレコーダーも標準装備している。さらに中間グレードとして「プラザエディション」も2024年3月に追加された。

SEは往年のエリミネーターを思わせるヘッドライトカウルとフォークブーツを装備。ライト下にはドライブレコーダーのカメラがつく。

左側にオフセットマウントされる丸型液晶デジタルメーターは、バーグラフ式タコメーターを備え、ギアポジションも表示可能。

DOHCツインユニットはニンジャ400、Z400譲りで48PSを発揮。ラジエターカバーは熱風が足に当たりにくい新作となっている。

シートは前端部を絞り込んだ形状で、シートレールに当たる部分にゴムダンパーを備え、不快な振動を低減、優れた乗り心地を実現する。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2250×785×1100mm/2250×785×1140mm(SE、プラザエディション) |
ホイールベース | 1520mm |
最低地上高 | 150mm |
シート高 | 735mm |
車両重量 | 176kg/178kg(SE)/177kg(プラザエディション) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 398cc |
ボア×ストローク | 70.0×51.8mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 35kW(48PS)/10000rpm |
最大トルク | 37N・m(3.8kgf・m)/8000rpm |
燃料タンク容量 | 12L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 30゜ |
トレール量 | 121mm |
タイヤサイズ(前・後) | 130/70-18M/C 63H ・150/80-16M/C 71H |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク |
燃料消費率 WMTCモード値 | 25.7km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
乗車定員 | 2人 |
製造国 | タイ |
メーカー希望小売価格 | 81万4000円/91万3000円(SE)/86万9000円(プラザエディション)(消費税10%込) |