2024年はNX400やGB350Cなどのニューモデルも台頭。選択肢が増えた分、今後の混戦にも期待したいところだ。月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2024」(400クラス)の結果をお伝えする。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
第2位
ホンダ「CB400 スーパーフォア」
完成度の高さと美しさで、いまだに群を抜く存在!
惜しくも生産が終了してしまった大人気ネイキッド・CB400スーパーフォアが2位にランクイン。多くのライダーを育ててきた定番ロングセラーモデルということもあって、根強い人気に支えられ2024年も上位に食い込んで来た。
プロジェクトBIG-1の流れをくんだ威風堂々としたスタイルは優美なもので、現在でも多くのライダーの心を鷲掴みにするもの。しなやかさと剛性感をあわせ持つダブルクレードルフレームに搭載される4気筒エンジンは、回転数に応じて2バルブ/4バルブを切り替える独創の機構・ハイパーVTECを搭載。全回転域で優れたトルクフィールを実現しつつ、高回転域では胸のすくような吹け上がりと加速感が味わえる。
車体はオーソドックスで、足まわりは正立フォークにアルミ製スイングアーム、ツインタイプのリアショックを装備。755mmという低いシート高もポイントで、小柄なライダーでも安心して取り回せるほか、シート下には収納スペースも用意。こうした完成度の高さから、いまだに幅広い層のライダーから愛されているのだ。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2080×745×1080mm |
ホイールベース | 1410mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 755mm |
車両重量 | 201kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 399cc |
ボア×ストローク | 55.0×42.0mm |
圧縮比 | 11.3 |
最高出力 | 41kW(56PS)/11000rpm |
最大トルク | 39N・m(4.0kgf・m)/9500rpm |
燃料タンク容量 | 18L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25°5′ |
トレール量 | 90mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/60ZR17M/C(55W)・160/60ZR17M/C(69W) |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
燃料消費率 WMTCモード値 | 21.2km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
乗車定員 | 2人 |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 88万4400万円/92万8400万円(消費税10%込) |