2024年はNX400やGB350Cなどのニューモデルも台頭。選択肢が増えた分、今後の混戦にも期待したいところだ。月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2024」(400クラス)の結果をお伝えする。
まとめ:オートバイ編集部

第1位

カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT エディション」「Ninja ZX-4RR 40th アニバーサリーエディション」

画像: Kawasaki Ninja ZX-4R SE/Ninja ZX-4RR KRT EDITON/Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition 総排気量:399cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:800mm 車両重量:189kg/190kg(SE)  税込価格:115万5000円(SE)/118万8000円(RR KRT EDITION)/117万7000円(40th Anniversary Edition)

Kawasaki Ninja ZX-4R SE/Ninja ZX-4RR KRT EDITON/Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition

総排気量:399cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:800mm
車両重量:189kg/190kg(SE)

税込価格:115万5000円(SE)/118万8000円(RR KRT EDITION)/117万7000円(40th Anniversary Edition)

扱いやすさもあわせ持ちツーリングユースも快適

ラムエア加圧時では最高出力80PSを叩き出す4気筒エンジンを搭載するスーパースポーツ・ZX-4Rが堂々のクラストップの座に輝いた。これでZX-4Rはデビューイヤーの2023年に続いて当人気ランキングを連覇。400ccモデルでもレーシーイメージが強い本格スポーツモデルの人気が高いことが証明された。

スーパーバイク世界選手権を戦うZX-10Rからフィードバックされた技術が活かされているトレリスフレームはZX-25Rと共通ながら、フロントブレーキはダブルディスク化。上級グレードの「RR」は前後のサスペンションもショーワ製のSFF-BP倒立フォークとBFRC-Liteショックを採用し、軽快かつ安定したハンドリングを実現している。

コーナーリング中のスタビリティも高く、ワインディングで気持ちよくアクセルを開けることができる一方で、前傾姿勢はあまりきつくないのでツーリングユースや街乗りもこなせる懐の深さもあわせ持っている。

装備面も充実しており、ライディングモードは4種類。アップ/ダウンが可能なクイックシフターやトラクションコントロールなども備えている。

画像: 4.3インチの大型カラーTFTメーターを装備。ギアポジション表示やライディングモード、レースモード表示なども備えている。

4.3インチの大型カラーTFTメーターを装備。ギアポジション表示やライディングモード、レースモード表示なども備えている。

画像: 398ccのDOHC4バルブ4気筒エンジンはZX-25R用よりボアを7mm、ストロークを7.3mm拡大した仕様。ラムエア加圧時は80PSを発揮する。

398ccのDOHC4バルブ4気筒エンジンはZX-25R用よりボアを7mm、ストロークを7.3mm拡大した仕様。ラムエア加圧時は80PSを発揮する。

画像: ZX-4RRにはショーワ製のBFRC-liteリアショックが標準装備。これはZX-10Rに採用されているものと同タイプのフルアジャスタブル仕様だ。

ZX-4RRにはショーワ製のBFRC-liteリアショックが標準装備。これはZX-10Rに採用されているものと同タイプのフルアジャスタブル仕様だ。

画像: 鋼管トレリスフレームはZX-25Rのものがベース。フロントブレーキはダブルディスク化されており、サイレンサーも大きめ。

鋼管トレリスフレームはZX-25Rのものがベース。フロントブレーキはダブルディスク化されており、サイレンサーも大きめ。

主なスペック・価格 

全長×全幅×全高1990×765×1110mm
ホイールベース1380mm
最低地上高135mm
シート高800mm
車両重量190《189》kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量399cc
ボア×ストローク57.0×39.1mm
圧縮比12.3
最高出力57kW(77PS)/14500rpm ラムエア加圧時:59kW(80PS)/14500rpm
最大トルク39N・m(4.0kgf・m)/13000rpm
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
キャスター角23.5°
トレール量97mm
ブレーキ形式(前・後)Φ290mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C 58W・160/60ZR17M/C 69W
燃料消費率 WMTCモード値20.4km/L(クラス3-2)1名乗車時
乗車定員2名
製造国タイ
メーカー希望小売価格115万5000円/118万8000円(4RR KRT EDITION)/117万7000円(40th Anniversary)(消費税10%込)
《 》内は「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」

JAPAN BIKE OF THE YEAR 2024|251cc~400ccバイクの人気ランキングTOP10

順位メーカー車名POINT
1KawasakiNinja ZX-4R SE
Ninja ZX-4RR KRT EDITON
Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition
4959
2HondaCB400 SUPER FOUR4716
3KawasakiELIMINATOR
ELIMINATOR SE
ELIMINATOR PLAZA EDITION
3078
4HondaGB3502542
5HondaCBR400R1356
6HondaNX4001243
7HondaGB350 C1158
8HondaCB400 SUPER BOL D'OR1073
9HondaGB350 S960
10KawasakiNinja 400
Ninja 400 KRT EDITION
903

※このランキングは、月刊『オートバイ』2024年10月号で発表したものになります(投票期間は2024年5月31日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。

まとめ:オートバイ編集部

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