まとめ:オートバイ編集部
第3位
ホンダ「CT125・ハンターカブ」

Honda CT125 HUNTER CUB
総排気量:123cc
エンジン形式:空冷4ストOHC2バルブ単気筒
シート高:800mm
車両重量:118kg
税込価格:44万円
デビュー以来大人気! 遊びの幅を広げる1台
3位は大ヒットモデルのCT125・ハンターカブ。毎日のように街で見かける人気車で、2023年よりもワンランクダウンは意外という声もあったが、発売から4年が経過して落ち着いてきたと捉えるのが正しいのかもしれない。それでも上位をキープするあたりに根強い人気がうかがえる。
車体はスーパーカブC125をベースに、郊外までのツーリングや林道でのトレッキングなどの幅広い用途に使えるよう剛性を最適化。前後ディスクブレーキのフロント側にはABSを装備している。フロントフォークはストローク量を増やし、アップマフラー、ハイマウント吸気ダクト、アンダーガードなど不整地での走行を見据えた装備を導入し、ワイルドなイメージに仕上げてある。
エンジンはロングストローク化され、低中回転域での粘り強さと高回転域での伸びを両立。交通量が多い幹線道路でも流れを余裕でリードしていく快適さと、未舗装の林道などでもタイヤを確実にグリップさせながらグイグイ進んでいくタフさを実現している。大型リアキャリアなど、ツーリングユースでも活用できる装備も魅力だ。

反転表示液晶の丸型デジタルメーターはモンキー125と同タイプ。小ぶりだがスピード表示は大きくて見やすく、機能も充分。

エンジンはスーパーカブC125と同様のロングストローク仕様。フロントのサブフレームは2023年から上部に補強ビームが追加された。

タフでワイルドなイメージにも貢献しているアップマフラー。サイドカバーのロゴデザインは左右非対称という凝ったものを採用。

大型のリアキャリアはCT125の注目ポイント。リアショックは2023年から5段階のプリロード調整が可能なタイプに変更された。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1965×805×1085mm |
ホイールベース | 1260mm |
最低地上高 | 165mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 118kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 123cc |
ボア×ストローク | 50.0×63.1mm |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 6.7kW(9.1PS)/6250rpm |
最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/4750rpm |
燃料タンク容量 | 5.3L |
変速機形式 | 4速リターン |
キャスター角 | 27°00′ |
トレール | 80mm |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク(ABS)・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 80/90-17M/C 44P・80/90-17M/C 50P |
燃料消費率 WMTCモード値 | 63.7km/L(クラス1)1名乗車時 |
乗車定員 | 2人 |
製造国 | タイ |
メーカー希望小売価格 | 44万円(消費税10%込) |