まとめ：オートバイ編集部
第1位
ホンダ「ダックス125」
Honda Dax125
総排気量：123cc
エンジン形式：空冷4ストOHC2バルブ単気筒
シート高：775mm
車両重量：107kg
税込価格：45万1000円
ユニークな車体構成と安定感ある走りが魅力
ロー＆ロングのフォルムが愛らしいレジャーバイク・ダックス125が、2024年・125クラスのNo.1を獲得した。2023年の順位は4位だったが、今回当コンテストの投票者に抽選でおくるモニター車に選ばれたことで注目が集まったようだ。
スタイリングは1969年にデビューした初代ダックスホンダのシルエットを見事に踏襲。鋼板プレスを用いたT字型のバックボーンフレームに空冷OHC単気筒エンジンを搭載。これに自動遠心クラッチの4速ミッションを組合わせてイージーライドを実現している。ダブルシートやメッキのヒートカバーを備えたアップタイプのマフラーなど初代ダックスを彷彿させるディテールを持っている。
前後に長いダブルシートの座り心地も良好で、メッキのグラブバーなどタンデムライダーにも優しい装備があるのもポイント。フレーム剛性が高いこともあって、小径ホイールながら走行フィーリングは安定したもの。コーナーリング中のスタビリティも高く、気持ちよく走れる。新色のブラックも追加され、純正アクセサリーの設定も増え、魅力はさらに高まっている。
モンキーなどと同じ丸型ヘッドライトで、中身はLED。円形ポジションランプが愛嬌のあるフロントマスクを演出。
ロングストローク設定の新世代125cc空冷単気筒エンジンが粘り強いパワーを発揮。ミッションはクラッチ操作不要の遠心クラッチ4速。
オリジナルのダックスには多くのバリエーションがあるが、ダックス125のマフラーはスポーティなアップタイプを採用する。
厚みのあるクッションで快適な座り心地のシート。タンデム走行も快適なサイズで、大きく握りやすいグラブバーも装備。
主なスペック・価格
| 全長×全幅×全高 | 1760×760×1020mm |
| ホイールベース | 1200mm |
| 最低地上高 | 180mm |
| シート高 | 775mm |
| 車両重量 | 107kg |
| エンジン形式 | 空冷4ストOHC2バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 123cc |
| ボア×ストローク | 50.0×63.1mm |
| 圧縮比 | 10.0 |
| 最高出力 | 6.9kW（9.4PS）/7000rpm |
| 最大トルク | 11N・m（1.1kgf・m）/5000rpm |
| 燃料タンク容量 | 3.8L |
| 変速機形式 | 4速リターン |
| キャスター角 | 24° 54' |
| トレール | 84mm |
| タイヤサイズ（前・後） | 120/70-12 51L・130/70-12 56L |
| ブレーキ形式（前・後） | シングルディスク・シングルディスク |
| 燃料消費率 WMTCモード値 | 65.7km/L（クラス1）1名乗車時 |
| 乗車定員 | 2人 |
| 製造国 | タイ |
| メーカー希望小売価格 | 45万1000円（消費税10%込） |
JAPAN BIKE OF THE YEAR 2024｜原付二種125ccバイクの人気ランキングTOP10
| 順位 | メーカー | 車名 | POINT |
|---|---|---|---|
| 1 | Honda | Dax125 | 4397 |
| 2 | YAMAHA | XSR125 ABS | 2963 |
| 3 | Honda | CT125 HUNTER CUB | 2776 |
| 4 | Honda | PCX | 2744 |
| 5 | Honda | Monkey125 | 2401 |
| 6 | YAMAHA | YZF-R125 ABS | 1871 |
| 7 | Honda | CROSS CUB110 CROSS CUB110・くまモンバージョン | 1279 |
| 8 | SUZUKI | GSX-R125 ABS | 1154 |
| 9 | Kawasaki | Ninja e-1 | 967 |
| 10 | Honda | CB125R | 936 |
※このランキングは、月刊『オートバイ』2024年10月号で発表したものになります（投票期間は2024年5月31日～7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました）。
まとめ：オートバイ編集部
