2023年11月に発表され、2024年夏から日本での発売がスタートしたロイヤルエンフィールドのコンパクトアドベンチャーモデル「HIMALAYAN 450(ヒマラヤ・ヨンゴーマル)」。日本のオンやオフを走らせると、その新たな魅力が見えてきた。
文:河野正士/写真:関野 温
文:河野正士/写真:関野 温
ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤ450」ライディングポジション・足つき性
シート高:825mm
ライダーの身長・体重:170cm・65kg

スタンダードシートで825mmのシート高をチョイスした場合の足つき。両足はかなり深く地面に着けることができる。リアサスペンションの搭載角度を変え、エアクリーナーボックスを燃料タンク下に配置して、シートスペースの自由度を高めたことで低シートが実現。

ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤ450」各部装備・ディテール解説

燃料タンクキャップの真下付近にエアクリーナーボックスを配置。タンクサイドを膨らませて容量を稼ぎつつ、タンク後端を細く&低くして、ライダーが移動できるスペースを多めに確保。

シェルパ450と名付けられた、ロイヤルエンフィールドとしては初の水冷DOHCエンジン。ドライサンプで小型軽量化を実現。カムは直押しタイプで、カムシャフト周りやピストンピン周りにDLCが施される。

フロントフォークはΦ43mmSHOWA製SFF。オン/オフ問わずパフォーマンスを高め、乗り心地も向上。リンク式のリアサスペンションもSHOWA製ショックユニットを採用。

シート下ストッパー位置を変更するだけで、簡単にシート高を変更することができる。スタンダードは825mm/845mm。オプションで、ハイシートも用意されている。
ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤ450」動画・写真
Royal Enfield - YouTube
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www.youtube.comロイヤルエンフィールド「ヒマラヤ450」主なスペック・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2285×852×1316mm |
シート高 | 825mm/845mm |
車両重量 | 196kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 452cc |
最高出力 | 29.4kW(40PS)/8000rpm |
最大トルク | 40N・m(4.08kgm)/5500rpm |
燃料タンク容量 | 17L |
変速機形式 | 6速リターン |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ270mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21・140/80R17 |
製造国 | インド |
メーカー希望小売価格 | スタンダード 88万円/プレミアム 89万9800円(消費税10%込) |
文:河野正士/写真:関野 温