カワサキ・Z900RSをメインに扱う
PMCの自社ブランド「ARCHI(アーキ)」。この記事では、その精巧かつオリジナリティ溢れるフェイス面をクローズアップしていく。
文:ミスター・バイクBG編集部/写真:鈴木広一郎(車両)、編集部(パーツ)/取材協力:PMC
“今までにない削り出しパーツ”として繊細なハニカムパターンを採用
高い技術とノウハウにより独自性を高めるギミック
“今までにない削り出しパーツ”と“ノスタルジックパーツ”の2大ポイントで、カワサキZ900RSを中心としたパーツ展開を行なっている「ARCHI(アーキ)」。
機能性を向上させるというファクターには、単一的な目的のものもあるかもしれないが、ストリートモデルにおいては「耐久性」「軽量化」「快適性」「強度増」「調整機構」等々、様々な要素を加味しその価値を高めている。
アーキ製品の開発は、長年PMCオリジナル製品開発で培った、経験やユーザーが求めるリクエスト、そして開発技術を有し、それぞれの製品が担う機能性の向上を達成している。
ただ、他のアフターマーケットの機能性パーツと大きく異なるのは、プラス「独自性」を持たせたデザイン性といえよう。
「ハニカムデザイン」と称されるフェイスデザインは、それぞれのパーツが持つ機能美に加え、アイコンとなるハニカムパターンを採用する。単なるストライプでもなく、グラフチェックでもない、手の込んだハニカムパターンを、全面でなく丁度肉抜きされた部分に配し、奥行きと深みを強調するギミックとなっている。
当然の事ながら、精巧な切削技術に基づくフィニッシュなので、フォルムやフェイスに一切の荒さが見受けられない、既存の製品とは一線を画す美しさも際立っている。
ビレット・ハニカムシリーズ
アルマイトと異なる漆黒メッキ仕様の“漆黒Edition”もラインナップ
妖艶な表情と深みのある黒が魅力
アルミ製品の定番処理といえばアルマイト加工だが、アルミ地独特の加工後の表情がそのまま反映されるのでマット調の製品がほとんどとなる。
アーキ漆黒Editionは、メッキ層を構築しツヤ感と深い透明感を演出し、光の入り方で様々な表情を見せる特殊メッキ仕様となっている。耐候性にも優れるという特性がある、アーキラインナップにおいてハイエンドシリーズモデルに位置付けされる。
また、漆黒Editionは、特殊加工を要するために、極めて少数での生産となるため希少性が高く、取り扱い販売店が限定されている。限られた漆黒Editionパーツラインナップや、販売店等の情報はホームページ特設サイトをご覧いただきたい。
漆黒Edition
文:ミスター・バイクBG編集部/写真:鈴木広一郎(車両)、編集部(パーツ)/取材協力:PMC