▶▶▶写真はこちら| カラーは5色! ロイヤルエンフィールド「ベア650」(42枚)
ロイヤルエンフィールド「ベア650」の特徴
スタイリッシュな空冷2気筒スクランブラー
近年、新型車を続々と発売しているロイヤルエンフィールド。2024年11月5日に開幕したEICMA2024(ミラノショー)では、ニューモデル「ベア650」を公開した。
同社は「INT650」・「コンチネンタルGT650」・「スーパーメテオ650」・「ショットガン650」といった、排気量648ccの空冷2気筒エンジンを搭載したモデルをラインナップしている。そこへ新たに加わるのがこの「ベア650」だ。
「ベア650」は、現行650シリーズでは未開拓だったスクランブラースタイルを採用。“ベア”という名称は、1960年にカリフォルニアのモハーヴェ砂漠で開催されたレース「ビッグ・ベア・ラン」に由来する。
同レースは出場者765人・完走者197人という過酷なものだった。トップタイムで優勝したのは、16歳のエディ・マルダー氏。彼が駆ったバイクは500ccのロイヤルエンフィールド「フューリー」というモデルだった。
その歴史的勝利にインスパイアされたモデルとして「ベア650」は開発された。
空冷並列2気筒エンジンは、最高出力47.4PS/7150rpm・最大トルク56.5Nm/5150rpmを発揮。他の650シリーズが左右2本出しのマフラーなのに対し、「ベア650」は2-1エグゾーストシステムを採用している。燃料タンク容量は約13.6L。
ホイール径は前19・後17インチで、デュアルパーパスタイヤを装着。サスペンションは、ショーワ製USDビッグピストンフォークと、ショーワ製ツインチューブRSUを組み合わせる。最低地上高は184mm確保し、フラットダート走行も想定した設計だ。
メーターにはTFTディスプレイを採用、独自のナビゲーションシステム「トリッパーダッシュ」を備えている。
ボディカラーは「ボードウォーク・ホワイト」「ペトロール・グリーン」「ワイルド・ハニー」「ゴールデン・シャドー」「トゥー・フォー・ナイン」の計5色が発表された。
日本での販売価格や発売時期については決まり次第、公式サイトや公式SNSで発表される予定だ。
ロイヤルエンフィールドの最高経営責任者B・ゴビンダラジャン氏は、この「ベア650」のインスピレーション、コンセプト、デザインについて次のように語っている。
「私たちは常にコミュニティや偉業を成し遂げたライダーたちから深くインスピレーションを受けてきました。ベア650のインスピレーションは、伝説的な物語であるエディと1960年のビッグ・ベア・ランから得たものです。ベア650はリアルな本能、純粋な衝動、あくなき決意といったエディの精神を伝え、真のスクランブラーが持つ『全開』の精神とDNAを体現しています。そして都会のストリートでも埃っぽいトレイルでも、あらゆる地形でライダーの自信とコントロール性を発揮できるように作られています。ベア650は性能だけでなく、多用途性や困難を乗り越える力、そして妥協を許さない精神も兼ね備えています」
ロイヤルエンフィールド「ベア650」のカラー・人気投票
【アンケート】 あなたはどのカラーが好きですか?
お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
ロイヤルエンフィールド「ベア650」の動画・写真
ロイヤルエンフィールド「ベア650」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2180×855×1160mm |
ホイールベース | 1460mm |
最低地上高 | 184mm |
車両重量 | 216kg(燃料90%搭載時) |
エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 648cc |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 34.9kW(47.4PS)/7150rpm |
最大トルク | 56.5N・m/5150rpm |
燃料タンク容量 | 約13.6L |
変速機形式 | 6速リターン |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ270mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19 M/C 57H・140/80R17 M/C 69H |
まとめ:西野鉄兵