Honda E-Clutchの開発メンバーの方々にお話を聞くことができました。
『CBR650R』『CB650R』開発責任者の筒井則吉さん、Honda E-Clutch開発責任者の小野惇也さん、テストを担当した責任者代行の吉田昌弘さんです。
3人のお話を聞くと、Honda E-Clutchの魅力がさらに理解できるかもしれません。
※この記事はウェブサイト「HondaGO バイクラボ」で2024年11月22日に公開されたものを一部抜粋し転載しています。
文:後藤 武
『CBR650R』『CB650R』開発責任者の筒井則吉さん、Honda E-Clutch開発責任者の小野惇也さん、テストを担当した責任者代行の吉田昌弘さんです。
3人のお話を聞くと、Honda E-Clutchの魅力がさらに理解できるかもしれません。
※この記事はウェブサイト「HondaGO バイクラボ」で2024年11月22日に公開されたものを一部抜粋し転載しています。
文:後藤 武
開発はいつからはじまったのか?
まずはHonda E-Clutchの開発が、いつ頃から始まったのかを伺いました。
「クラッチをコントロールするという技術研究に関しては約10年かかっています。その間、色々な技術のクラッチや変速の技術を研究してきました。現在の形になったのは2019年くらいです。」(小野)
実際の開発ではご苦労もたくさんあったようです。
「技術よりは着想にいたるまでが大変でした。マニュアルミッションの進化を目指してきたのですが、当初は今とはずいぶん違うものだったんです。それを現在の形にするためにしっかりとコンセプトを決めることが重要で、そこに時間がかかりました。」(小野)