文：オートバイ編集部／写真：曲淵真介
バイクの文化祭 in かつらぎ町
開催日時：2024年11月3日（日・祝）10:00〜16:00
会場：旧花園中学校（和歌山県伊都郡かつらぎ町花園北寺189）
来場者数：約1500人（バイク 約1000台／クルマ 約200台）
主催：和歌山県かつらぎ町
特別協賛：ALPHA INDUSTRIES JAPAN
協賛：EDWIN、godblinc、GOODS、DAYTONA
運営：モーターマガジン社
初開催にも関わらず1500名を超える動員数！
廃校を会場にした学べるバイクイベント
11月3日、文化の日。和歌山県にあるかつらぎ町の廃校を会場にして開催されたのは「バイクの文化祭 in かつらぎ町」。“学ぶ”をテーマに企画されたこのイベントは、体育館のステージをメイン会場として、ゲスト陣がテーマ別の講演やトークショーなどを展開。
運動場を来場した人達用の駐車スペースにすることで、のんびりとライダー同士、コミュニケーションが取れる空間作りとなっていた。
ゲストの平嶋夏海さん、佐々木優太さん、Rurikoさんがステージでの講座を担当。得意分野についてそれぞれ40分と、ボリュームのある内容に集まった来場者は熱心に話を聞いていた。
講座以外にも、地元かつらぎ町に構える全国的にも有名なアウトドアショップ「Orange」の山本店長をゲストに迎え、司会者も務めた奥沙織との軽快なキャンプトークショーなどもステージを盛り上げ、かつらぎ町の良さを伝えていた。
当日は天候にも恵まれ、バイクが約1000台、四輪が約200台、全体で1500人ほどが来場。早くも次回の開催を求める声が、来場者やSNSでも上がっており、2025年はレベルアップしての開催が期待される。
イベント開始3時間前から会場入口にバイクが並び始める盛況ぶり。約1000台の来場者のバイクが運動場を埋め尽くした。
最初のプログラムが中阪雅則かつらぎ町長からの挨拶。イベント開始5分で体育館にはお客さんがいっぱいで、現役のバイク乗りである中阪町長のバイクイベントへの熱い想いを聞き、会場は早くも一体感が！
最初のプログラムが中阪雅則かつらぎ町長からの挨拶。イベント開始5分で体育館にはお客さんがいっぱいで、現役のバイク乗りである中阪町長のバイクイベントへの熱い想いを聞き、会場は早くも一体感が！
最初のステージイベントは当日のゲストである、平嶋夏海さん、Rurikoさん、竹川由華さん、奥沙織さんの4人によるバイク女子スペシャルトークショー。バイクイベントで活躍している4人だけに安定の盛り上がりを見せた。
この日、体育館ステージの司会を担当したのは奥沙織さん。バイク番組『Like a wind』出演や2りんかん KeePerガールなど、バイク関連の仕事を中心に活躍中だが、公認心理師ナースという顔も持つ。
“バイク女子”で知られる竹川由華さんは前日、大阪岬町で開催された RIDE集会に続き、RIDEルとして運動場エリアで開催された「裏 RIDE 集会」に参加。バイク女子トークショーのゲストとしても登壇した。
大人気モトブロガーのRurikoはいつものように愛車のハヤブサで来場。終演後はいつものように次の目的地に向かって走っていった。お客さんが集まり出発式のような雰囲気に。
ゲストが講師となってそれぞれのテーマで講座を担当！
「なっちゃん先生のジムカーナ・ライテク講座」
講師：平嶋夏海
お馴染みのなっちゃんは普段のライディングにも使えるモトジムカーナのライテク講座を動画とコース図を使って講演。
「真似できるロンツー・ワンポイント講座」
講師：Ruriko
1週間程度のロングツーリングの際に自分がやっているポイントを端的にまとめ、分かりやすく講演していたRurikoさん。発表資料も完璧！
「神社巡りツーリングのススメ」
講師：佐々木優太（神社ソムリエ）
神社ソムリエ・佐々木優太の講演テーマは神社ツーリング。普段から話す仕事も多いだけに聴かせる内容だった。
「レッツエンジョイ！キャンプ＆キャンツートークショー」
出演：山本健介（Orange）・奥沙織
かつらぎ町に本社を構えるOrangeの山本健介店長を迎え、奥沙織とのキャンプトークショーで盛り上げた。
展示エリアや屋外イベントも大盛況！
展示エリアではかつらぎ町の紹介と共に、EDWIN やALPHA INDUSTRIES のバイク用アイテムの展示・試着コーナーや、godblincのヘルメット展示、デイトナのパーツ展示などが用意された。
地元の人が出店した飲食ブースのカレーライスが大人気。予想していたよりも来場者が多く、午前中には売り切れてしまったのだとか。
裏 RIDE（ウライド）集会の会場では、東本昌平先生のイラストと一緒に撮影ができるスポットが登場。上手く撮れば一緒に走っているように見えるかも !?
安田大サーカスHIROが運動場エリアで大活躍！
安田大サーカスのHIROさんはバイクが集まる運動場エリアの担当。自分がレギュラー出演している和歌山テレビの番組スタッフと共にイベントの取材もしていた。
運動場エリアで開催された「かつらぎカブ＆モンキー祭り」では、安田大サーカスHIROさんが独断と偏見で来場したバイクを審査し、「HIRO くん賞」を決定！
文：オートバイ編集部／写真：曲淵真介
