往年のGPマシンをオマージュしたコンセプトのスポーツヘリテージとして、ハーフカウル付きのGPともども人気を博しているXSR900シリーズ。2024年11月には、海外でスタンダードのXSR900の2025年モデルが発表された。これまで以上に装備が充実している。
まとめ:オートバイ編集部

ヤマハ「XSR900」欧州仕様・2025年モデルの特徴

画像: YAMAHA XSR900 欧州仕様・2025年モデル 総排気量:890cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:810mm 車両重量:193kg

YAMAHA
XSR900
欧州仕様・2025年モデル

総排気量:890cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:810mm
車両重量:193kg

使い勝手と実用性を向上させ高級感もアップ

1980年代のレースシーンを彩ったGPマシンのイメージを盛り込んだヘリテージスポーツがXSR900シリーズ。2023年にはカウル付きの「GP」が大人気を博したが、今回はベースとなった、カウルレスのスタンダードがアップデートを受けている。

まるでレーサーのカウルを外したかのような、メカニズムを前面に押し出したスタイリングはそのまま継承。デルタボックス風デザインのアルミキャストフレームもそのまま引き継がれている。

画像: ヤマハ「XSR900」欧州仕様・2025年モデルの特徴

欧州の排出ガス規制・ユーロ5+に対応して、エンジンはパワースペックが若干変わり、1PSダウンの119PSとなったが、体感的に大きな違いはなさそう。

装備面では欲しかったパーツのひとつである、5インチの大型カラーTFTメーターがついに導入され、シングルシートカウル風デザインのシートも足つき性に配慮して、若干形状が見直されているほか、リアショックユニットがGP同様の細かい調整が可能な仕様に変更され、電子制御関連もアップデートされている。

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