ビモータから発表されたKB998だが、その市販型が2024年11月のミラノショーでお披露目となった。カワサキ自慢のスーパースポーツNinja ZX-10RR譲りのエンジンを持つ期待のニューモデルだ。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
ビモータ「KB998 リミニ」特徴
限定500台生産となるホモロゲーションマシン
2025年シーズンから、ワールドスーパーバイク選手権を「BbK(ビモータ・バイ・カワサキ)」チームとして戦うことになったビモータ。そのマシンとして登場したのがKB998。
カワサキ・ZX-10RRの4気筒ユニットを、クロモリ鋼のトラスセクションにアルミのピボットプレートを締結したオリジナルフレームに搭載するこのマシンの登場は世界中で話題となったが、同時にホモロゲーション取得のための「市販型」の登場にも注目が集まっていた。
そんな中、2024年11月のミラノショー(EICMA)で発表されたのがKB998リミニ。車名にある「リミニ」は、ビモータの本拠地があるイタリア・エミリア=ロマーニャ州の都市の名前で、お膝元の地名を冠するあたりにビモータの自信と気合いが窺える。
ZX-10RRと違い、細身のカウルにカーボン製ウイングレットを備えたボディワークを採用。エンジンはZX-10RRのものをベースとした998cc直4で、パワーは200PS。限定500台が生産される予定だ。
ワークスマシン KB998
来季のSBKを戦うビモータのワークスマシンがKB998。さすがにサスペンションやマフラーなどは市販版とは異なるが、リミニがこのSBKレーサー直系であることがよく分かる。