ちょうどいいサイズ感の車体に使い勝手のいい125ccエンジンを搭載し、幅広い層に人気となっているホンダ・グロム(JC92)。この記事では、カスタムパーツメーカーのGクラフトが製作したデモ車両を紹介していく。
文:山ノ井敦司

最新モデルをベースにボルトオンパーツでフルカスタム

日常を楽しくさせるレジャーモデルとして人気のホンダ・グロム。その魅力は走り・性能だけでなく、見た目・カスタムのしやすさも人気の部分。今回紹介するマシンは、ミニバイク用カスタムパーツを数多くリリースするGクラフトの最新デモ車両で、走り・性能をよりアップさせるパーツと、ドレスアップパーツが多数装着されている。

「通勤用だから走れればいいや……」「カスタムしたら乗りづらくなっちゃうでしょ!?」なんて思っている方は今回紹介しているパーツの1つでもいいので是非お試しいただきたい。取り付けはお店にお任せしてもいいが、製品には丁寧な取扱説明書も付属しているので自分で作業してみるのもおすすめ。子どもの頃にプラモデルやラジコンで遊んでいたという方は是非是非!!

トリプルスクエア、トリプルスクエアミドルパイプ、スタビ有り無しの12種類が用意されるアルミスイングアーム。材質には航空機や新幹線などにも使用される7N01材を使用し、純正スイングアームの重量が3.5kgなのに対し1.8kgと軽量かつ高剛性な仕上がりに。走りに影響するバネ下重量を軽量化することでオートバイの操作性も向上させてくれる。

左右のパイプの連結部やサスペンションのマウント部のセンター部分は軽量化、剛性などのバランスを考慮してビレット構造が採用されている。奥まった部分や裏側ということで滅多に見れる部分ではないが、実に素晴らしい仕上がりとなっている。
※写真のスイングアームはスタビ付きで、オプションのフェンダーステー、ブレーキホースクランプを追加した仕様。

ブレーキはオリジナルのキャリパーサポートでブレンボ2Pキャリパーに換装。純正でもディスクブレーキのグロムだが、より確実で強力な性能を確保したい! という方は是非交換を。キャリパーの取り付けに合わせ交換必須なブレーキホースも専用に設計されたSWAGE-LINE製も取り扱い中。
※装着可能キャリパーはブレンボ2Pカニキャリパー(ピストン径Φ32、Φ34)になります。全年式のグロムに対応。

より扱いやすいようにと開発されたバックステップキットは、様々なライダーにフィットするように3ポジションからお好みの位置が選択可能。50mmバック/20mmアップ、60mmバック/25mmアップ、70mmバック/30mmアップとなっており、バック/アップしすぎない位置で足が窮屈になりすぎず、ライディングをより楽しくしてくれる。大型のヒールプレートで車体のホールド性をアップ!!

更にステップバーもグリップ性能の向上と、転倒時の破損(ステップバーの先端のみが折れる形状)を考慮し、新形状を採用。取り付けも表側から締め付ける構造になっており、ふとした緩みでも外側からアクセスできるので、整備性にも優れている。

画像1: 最新モデルをベースにボルトオンパーツでフルカスタム

エンジン部には32✕22mmの楕円パイプを使用したダウンチューブを装備。スカスカしがちな横型エンジンタイプの車両にピッタリなアイテムの1つ。純正エンジンに対応し、純正マフラーとの装着確認はとれているが、社外マフラーとの装着確認は取れていないので、購入時は事前にチェックすることをお忘れのないように!

「魅せる」にこだわったフェンダーレスキットは、お世辞にもかっこいいとは言えない純正から、見違えるほどリアをスッキリとスタイリッシュに仕上げてくれるアイテム。左右のアルミ削り出しプレートがしっかりとした剛性を確保し、機能と造形美を両立させたフェンダーレスキットとなっている。純正ウィンカーに対応し、リフレクターキット、専用LEDナンバー灯が付属している。

画像2: 最新モデルをベースにボルトオンパーツでフルカスタム

シート後部、左右に取り付けられるグラブバーは、手をかける部分がほとんどないグロムにはおすすめ。車体の取り回し時やタンデム時にパッセンジャーが安全に握ることが可能な便利アイテムとなっている。ビレットアイテムだが、艶消しアルマイト仕上げとなっている。

純正の状態では真っ黒けっけで寂しい見た目のエンジンだが、放熱性に優れたデザインのフィン付きのタペット・カムカバーを取り付けることでドレスアップ。アルミビレット仕上げなので、輝きを放ち高級感もアップしてくれる。

エンジンのクラッチ・ジェネレーターカバー部にはアルミビレットプロテクターを装着。シフトチェンジ時や乗車時の靴やブーツ先端での擦れを防止する上に、万が一の転倒時などにはカバーを破損からガードしてくれる。

画像3: 最新モデルをベースにボルトオンパーツでフルカスタム

機能も見た目も両立するシフトガイド搭載のアルミ削り出しスプロケットカバー。同社の人気アイテムであるシフトガイドを搭載することで、シフトチェンジ時に起こるシャフトのしなりを低減し、タッチを向上させてくれる。同時にプロテクションカバー(ビレットスプロケットカバー用)を取り付けることで写真のような仕上がりとなる。
※写真では製品が分かりやすいようにチェンジペダルを外してあります。

デカールは同じく三重県にあるCARRYによるもので、Gクラフトのイメージカラーとグロムの直線ラインを活かすデザインで仕上げた。デカールのあり、なしの写真で比較するとその効果、違いは大きい。様々なパーツを装着するのもいいが、このようにガラッとイメチェンできるのが外装面積の多い現行グロムの魅力の1つでもある。

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