文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝
アプリリア「RS457」ライディングポジション・足つき性
シート高:800mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

全体に前傾姿勢だが、ハンドル位置がライダーに近く、バーが開き気味にセットされているので窮屈というほどではない。試乗車はコンフォートローシート(20mmダウン)が装着されていたため、足着き性がより増している。

アプリリア「RS457」スタイリング解説

アプリリアのRSシリーズらしい、個性的なスタイリング。ボディサイズは400ccスポーツなみで、取り回しも軽快。

欧州での直接のライバルはニンジャ500あたり。毎日気軽に乗って楽しめる実用性も備えた楽しいスポーツバイクだ。
アプリリア「RS457」各部装備・ディテール解説

独特なデザインのLED3眼ライトは、中央がハイビーム。左右のライトの縁にはLEDのポジションランプがレイアウトされている。

電子制御スロットルを採用し、ライディングモードは3種類。反転表示のLCDメーターも文字が大きく視認性に優れる。

フレームはアルミ製のダブルスパー。搭載されるエンジンは新開発の457cc・DOHCパラレルツイン。パワーはA2免許対応の35kw(47.6PS)仕様。

フロントフォークは倒立。ブレーキはΦ320mm径のディスクにBYBRE製キャリパーの組み合わせ。タイヤはEUROGRIP製。

長いスイングアームはスチール製。リアのモノショックユニットはプリロード調整が可能なタイプ。タイヤサイズは150/60ZR17だ。

2025年2月28日までに予約すれば、純正オプションのコンフォートローシート(20mmダウン)とパッセンジャーシートカバーがプレゼントされるキャンペーン中。
アプリリア「RS457」動画・写真
未知の排気量457ccの実力に迫る! アプリリア「RS457」で、平嶋夏海がツーリングしてきた!
www.youtube.comAprilia RS 457 | Track test by Maverick Viñales
www.youtube.comAprilia RS 457 | Track Closed? Not for Maverick Viñales
www.youtube.comアプリリア「RS457」主なスペック・製造国・価格
全長×全幅 | 1982.5×760mm |
ホイールベース | 1350mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 175kg(燃料90%搭載時) |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 457cc |
ボア×ストローク | 69×61.1mm |
最高出力 | 35kW(47.6HP)/9400rpm |
最大トルク | 43.5N・m/6700rpm |
燃料タンク容量 | 13L |
変速機形式 | 6速リターン |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70 ZR17・150/60 ZR17 |
製造国 | インド |
メーカー希望小売価格 | 85万8000円(消費税10%込) |
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝