ビモータ「KB4RC」の特徴

bimota
KB4RC
2024年モデル
総排気量:1043cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:810mm(+/-8mm)
車両重量:191kg
発売日:2025年4月19日(土)
税込価格:473万円
意匠を凝らした流麗なデザイン! 「KB4」のネイキッド仕様が発売
1972年に誕生したイタリアの高級バイクメーカーであるビモータ。アルミの削り出しパーツや、カーボン素材を使用した独自のフレームをもち、製品の組み上げは一台一台職人の手作業によって行われている。個性あふれるデザインも魅力のひとつだ。
ビモータは2019年にカワサキと資本提携関係を結び、同年のEICMA(ミラノショー)にて「Ninja H2」のエンジンを搭載した「TESI H2」をお披露目した。2021年に世界限定250台で販売したのち、翌年には「Ninja1000 SX」のエンジンを搭載した「KB4」も日本で発売。どちらも大きな話題となった。

「KB4RC」もビモータとカワサキの協力によって生まれたモデルだ。2021年のEICMAでKB4とともに初公開され、翌年のEICMAでは市販化を見据えたアップデートが施されて再び展示された。

市販車となった「KB4RC」は、2022年のEICMAで発表されたモデルと同様、基本コンポーネントは「KB4」と共有している。
高いパワー性能と扱いやすさとを兼ね備えた排気量1043ccの水冷並列4気筒エンジンや、オーセンティックな丸形ヘッドライト、コンパクトな車体と短いホイールベース、左右のエアダクトで走行風を取り入れる特殊な冷却機構など、様々な特徴を引き継ぎつつ、スタイリングの独自性を確立。
外装パーツ類が車種専用にあつらえられたことで、ネイキッドモデルのRCならではのスタイリングを実現した。



「KB4RC」専用の“ロッソリミニ×ネーロぺぺ”カラーを採用。ブラックを基調としたカウルには、ゴールドのグラフィックとゼッケン風のデカールが施されている。
隙間から覗く赤いフレームも、ネイキッドモデルならではの魅力。ホイールやフォークカラーにもゴールドが配され、高級感ある仕上がりとなっている。
車両価格は税込473万円。2025年4月19日に全国のビモータ正規取扱店で発売される。3月の大阪と東京のモーターサイクルショー2025でも展示される予定だ。
ビモータ「KB4RC」の主なスペック・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2040×773×1060mm |
ホイールベース | 1390mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 810mm(+/-8mm) |
車両重量 | 191kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 1043cc |
ボア×ストローク | 77.0×56.0mm |
圧縮比 | 11.8 |
最高出力 | 104.5kW(142PS)/10000rpm |
最大トルク | 111N・m(11.3kgf・m)/8000rpm |
燃料タンク容量 | 19.5L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.0° |
トレール量 | 100.8mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・190/50ZR17 |
製造国 | イタリア |
メーカー希望小売価格 | 473万円(消費税10%込) |
まとめ:大冨 涼