R12 G/Sってどんなバイク?
車名の由来は初代のR80 G/S

BMW R12 G/S
空冷ボクサーエンジンを搭載するクラシックシリーズのロードスター・R nineT。その派生モデルとして、オフロードテイストのアーバンG/Sが登場したのが2016年。GSシリーズのルーツであるR80 G/Sをオマージュしたスタイリングで、国内でも人気となったモデルでした。
ベースであるR nineTが2024年に進化してR12 nine Tとなったため、いずれはアーバンG/Sも……と誰もが期待していたことと思いますが、今回発表されたR12 G/Sは、R80 G/SのDNAをより色濃く反映させた仕上がりとなっています。

全てを一新して登場したR12 G/Sですが、中でも最も大きな変更と言えるのがフロントホイールの大径化でしょう。アーバンG/Sはフロント19インチ、リア17インチでしたが、今度のR12 G/Sはフロント21インチ、リア17インチを採用。オプションの「エンデューロパッケージ」を選べばリアを18インチ化することも可能です。
R12 G/S のカラー・人気投票
そんなR12 G/S、ボディカラーは3色が用意されています。

ライトホワイト

オプション719 アラゴナイト

ナイトブラックマット
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R12 G/S の各部・メカニズム
R12 nine T譲りの空冷ボクサー、車体はホイールベース延長

ここからはR12 G/Sの各部をじっくり見ていきましょう。ちょっとレトロなデザインのライトカウルが付いたヘッドライトはLED。上下に配置されたプロジェクターレンズ付きのLEDライトを挟む形で、X字型のポジションランプが配置されています。

「R12」のバッジをあしらったボクサーエンジンは、R12 nine T系の1170cc・空油冷DOHC4バルブ。パワーは109PSと発表されています。

シートはライディングポジションの自由度が高い、オフロードライディングに適したフラットな座面形状。エキゾーストはかつての空冷GSを思い起こさせる左1本出しで、サイレンサーはコンパクトな円筒形をしています。

ワイドなパイプハンドルがクラシックな雰囲気を演出。タンク容量は前モデルのアーバンG/Sより1.5リットルほど減った15.5リットルで、形状も少しスリムになっているように見えます。メーターはアナログのスピードメーターで、下部に小型液晶モニターを組み込んでいます。


フロントホイールはオフロードでの走破性に優れる21インチ。φ45mmの倒立フォークはマルゾッキ製のフルアジャスタブルで、210mmという長いストローク量が確保されています。キャリパーはラテラルマウントのブレンボ製2ポットが組み合わされています。

ホイールベースは1580mmと長くなり、リアサスペンションは伝統のパラレバー式を採用。リアショックもフルアジャスタブル。ストローク量は200mmと十分なものが確保されています。
早ければ2025年夏には発売か!? 今から待ち遠しい!

伝統の空冷ボクサーエンジン、R80を彷彿させるクラシカルなスタイリング、そして本格的なオフロード志向の車体と、魅力的なポイントがいっぱい詰まった新型R12 G/S。日本でも人気になるのは必至でしょう。早ければこのR12 G/S、2025年の夏頃には導入される模様で、今のところ価格は未定。国内発売が今から楽しみです。詳細は月刊『オートバイ』6月号でもご紹介しますので、そちらもお楽しみに!
R12 G/S 主なスペック
全長×全幅×全高 | 2250×970×1256mm |
ホイールベース | 1580mm |
シート高 | 860mm |
車両重量 | 229kg |
エンジン形式 | 空油冷4ストロークDOHC4バルブ水平対向2気筒 |
総排気量 | 1170cc |
ボア×ストローク | 101.0×73.0mm |
圧縮比 | 12.0 |
最高出力 | 80kW(109PS)/7000rpm |
最大トルク | 115N・m(11.7kg・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 15.5L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 26.9゜ |
トレール量 | 120.8mm |
ブレーキ形式(前・後) | φ310mmダブルディスク・φ265mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21・150/70R17 |
R12 G/S プロモーションビデオ・フォトアルバム
Spirit of the Original | The brand-new BMW R 12 G/S
www.youtube.comレポート:松本正雅