PMC(アーキ)「丸鉄スイングアーム 強化レーシングタイプ」

カワサキZを軸に’70年代車向けパーツを開発販売するピーエムシー。Z用丸鉄スイングアームは定番パーツだが、このほどそのアップデートモデルとして“丸鉄スイングアーム 強化レーシングタイプ”の発売がアナウンスされた。

同品はメインパイプ下側にスタビライザーを装備する、’70年代レースシーンを彷彿させるデザイン。強化レーシングタイプではメインパイプを従来品比で約2mm太くしたΦ42.7mmへと変更。最新18インチラジアルタイヤに合わせて全体の剛性とバランスを見直している。

対応はドラムブレーキを装備したZ1、Z2、Z900などだが、別売のAP RACINGのCP2696キャリパーと組み合わせるフローティングキット(リアフローティングキット [ディスク:シルバー]: 12万6500円/S1タイプリアブレーキキット:13万2000円)を使えば、Z1000Mk.llなど、以降のモデルにも装着できる。

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画像1: PMC(アーキ)「丸鉄スイングアーム 強化レーシングタイプ」
画像2: PMC(アーキ)「丸鉄スイングアーム 強化レーシングタイプ」

ピボットまわりやチェーンスライダーなどの意匠は従来品を踏襲、往時の雰囲気を存分に漂わせるが、サイズアップしたΦ42.7mm鋼管メインパイプとΦ16mm鋼管のスタビライザーで、最新ラジアルタイヤやフレーム補強を施した車両でも、十分なスタビリティ向上を実現。リヤタイヤサイズは160mm幅までに対応。ドラムブレーキ仕様のZ1、Z2、Z900/750へはボルトオン装着できる。塗装は国内業者によるウレタンペイントによる。

画像3: PMC(アーキ)「丸鉄スイングアーム 強化レーシングタイプ」

精密なラインボーリングが施されたピボット部には高性能ニードルベアリングを4個内蔵し、スムーズな動作を実現している(キット同梱品)。

画像4: PMC(アーキ)「丸鉄スイングアーム 強化レーシングタイプ」

Z/KZチェーンアジャストストッパー(6600円)は別売だ。

SPECIFICATION

メーカーピーエムシー
製品名丸鉄スイングアーム 強化レーシングタイプ
対応車種Z1('72-'75)、Z2('73-'75)、KZ900('76)、Z750A4/A5('76-'77)
対応タイヤ幅160mm
価格14万3000円

取材協力:ピーエムシー(アーキ)

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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