ライター
漆黒のストリートファイター ファットボーイは定番の人気モデル【HARLEY-DAVIDSON FAT BOY/LO】(2015年)
流行のダークカスタムでルックスにこだわったが
クルーザーとしての資質は失われていない
装飾やクロームパーツを惜しみなく注ぎ込むゴージャス路線が、ハーレーにおけるカスタムでは王道とされてきたが、昨今、若者を中心に熱い視線を集めているのが『ダークカスタム』だ。
アンチクロームとでも言いたいほどに全身をブラックアウトし、反逆心あふれる精悍なフォルムを演出。
その代表格のひとつが、このファットボーイローである。
かつてのホットロッドやチョッパーがそうだったように、発祥はやはりアメリカ西海岸。カスタムシーンを見逃さないハーレーは、若者が生み出したこのトレンドを根強い人気があるファットボーイに採り入...
ライター
【HARLEY-DAVIDSON FAT BOY】1868㏄搭載車はH-D創業115周年記念車からも2タイプ選べる!【試乗インプレ】(2017年)
歴史的イノベーションとも言える程のフルモデルチェンジを受けた!
メインフレームを含むシャシーを新設計としていて、ハーレーの完全なる新作フレームは1991年のダイナワイドグライドフレーム以来、じつに27年ぶり。ソフテイルフレームに関しては登場が1984年だから、34年を経ての大改革となる。両フレームとももちろん改良を繰り返してきたが、ハーレーは一度プラットホームを作り直すと、長い間それを使い続けて熟成させていく。だからもう納得していただけただろう、今回の新型は将来ハーレー史を振り返ったときも確実にトピックスとなる技術革新である。
新型フレームはどう進化したのか…⁉ まず、これまでネックや後...