ライター
シンプルフォルムのネオクラシックモデル『ARAI RAPIDE NEO』#GEARS TEST(2019年)
80年代のシンプルなフォルムと最新規格適合の安全性・快適性を融合
ライダー用ヘルメットの黎明期には紙の帽体にコルクの緩衝材を組み合わせた製品もあったが、1960年代には樹脂製帽体に発泡スチロール製緩衝材という構造が主流となり、機能性や快適性を高める方向で進化してきた。
近い将来、インカムやカメラ、ディスプレイを備えた「スマートヘルメット」も登場するだろうが、ライダーを守るという点で現在のヘルメットは完成の域にあるだけに、余計な物は要らないと考えるライダーも多いだろう。
そうしたシンプルさへの回帰というニーズに応えたのがアライのラパイド・ネオ。
最新モデルでは当たり前に装備されているディフ...