「Zらしさ」あふれる美しいプロポーション
1972年に誕生したZ1は、直列4気筒エンジンを積んだ全てのカワサキ製スポーツモデルの原点である。あくまで最速を目指す開発思想や、独特の男らしさにあふれるスタイルは、有形無形、さまざまな形で現在までカワサキのオートバイに大きな影響を与えてきた。そしてこの秋、東京モーターショーで世界初公開されたZ900RSは、そんな偉大なルーツであるZ1のスピリットを強く受け継いでいる。何より注目したいのは、今やクラシカルさも感じさせるZ1のスタイリングを、最新のバイクとしてアレンジしていること。ベースは、フレームの形状もサスも異なり、エンジンももちろん水冷という現代的なスーパーネイキッドのZ900であるにも関わらず、見事にZ1的な造形を再現している。しかもデザインを徹底的に見直し、バランス調整を繰り返すことで、現代的なメカニズムと巧みに融合させることに成功しているのだ。それでいてポテンシャルは現代的なスポーツバイクとして高いレベルにあるのだから、まさに夢のスーパーバイクといえる存在だろう。
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2100×865×1150㎜
ホイールベース 1470㎜
最低地上高 130㎜
シート高/車両重量 800㎜/215㎏
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量 948㏄
ボア×ストローク/圧縮比 73.4×56㎜/10.8
最高出力 111PS/8500rpm
最大トルク 10.0㎏-m/6500rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 17L
キャスター角/トレール 25度/98㎜
変速機形式ターン 6速リターン
ブレーキ形式 前・後 φ300㎜ダブルディスク・φ250㎜ディスク
タイヤサイズ 前・後 120/70ZR17・180/55ZR17
価格:129万6000円/132万8400円(ブラウン)
発売:2017年12月1日
東京モーターショー出展モデルの詳細情報は、現在発売中のオートバイ12月号で!
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