性格もマシンの好みも二人は正反対⁉

岡田
:シートの話で思い出したけど、俺はシート高を下げた方が乗りやすかった。足着き性が良くなるだけじゃなく、車体のピッチングが少なくなったから。これは乗り手の体格や体重によって、どちらがいいか変わると思うけどね。

伊藤
:そうだね。俺はローにしたら、バイクがあまり言うこと聞かなくなったように感じて、スタンダードに戻したよ。好み次第だね。

岡田
:ウインドスクリーンも、中途半端な高さだと、視界のジャマになったりするじゃない? でもアフリカツインは、すっぽり体が入る感じで効果を感じましたね。

画像: このままでも十分に楽しいけど今度はオフロード走行でこのバイクの実力を試したい(岡田)

このままでも十分に楽しいけど今度はオフロード走行でこのバイクの実力を試したい(岡田)

伊藤
:俺は胴が長いから、スクリーンの上に出るんだよ(笑)。

:それは胴が長いんじゃなくて身長が高いんだと思います(笑)。

伊藤
:ないよりあった方が絶対いいんだけどね。高速での風の受け方とか、やっぱり全然違うから。

:概ね高評価のアフリカツインですが、そもそも、お二人のバイクの好みは似ているんですか?

伊藤
:俺はセパハンだけど、岡田さんの好みはワイルド系だよな(笑)。

岡田
:(呆れたように)お前、言うならもうちょっと面白いことを言えよ…。もうね、ほんとコイツは精神年齢が小学生なんですよ。

画像: この日の総走行距離は約150㎞で、燃費は約24㎞/ℓという結果になった。タンク容量は18ℓで、旅バイクとしても使い勝手の良さを発揮してくれそうだ。

この日の総走行距離は約150㎞で、燃費は約24㎞/ℓという結果になった。タンク容量は18ℓで、旅バイクとしても使い勝手の良さを発揮してくれそうだ。

:でもこの企画に誰に登場して頂くかは、岡田さん自ら伊藤さんを指名でしたよね。

岡田
:だって伊藤はもともとホンダサービスに勤めてて、自分でマシンをイジるとこからこの世界に入ったでしょ。メカニカルな部分もわかってるし、適役だろうと。

伊藤
:おかげでいろんなバイクに乗れて、楽しんでるけどね。

岡田
:マシンのすごく細かいとこまで見るんですよ。俺は大雑把というかコメントがもっと漠然としてる。イエスかノーかしかない。

伊藤
:まあねぇ。俺以上に細かく見る人は、秋吉(耕佑)くらいしか思い浮かばないかも。あいつは細かいですよ。テストライダーをやってた期間も俺より長いし。

:そういえば、伊藤さんの今年の8耐出場はどうなるんですか?

伊藤
:まだ全然分からないです。気持ちとしては出たいとは思ってるけど、こんなおじさんが出てる場合じゃないだろうし(笑)。

:岡田さんは8耐に興味は?

岡田
:(嫌そうに首を振る)

伊藤
:海外のさ、24時間耐久レースとかも出たら結構面白いよ? オレは昨年出て、後半に身体がつったけどさ(笑)。

岡田
:(また嫌そうに首を振る)

:あらゆる反応が本当に対象的ですよね(笑)。ではこの調子で、次回のRC213VーSインプレもよろしくお願いします!

画像: 性格もマシンの好みも二人は正反対⁉

一目瞭然!20㎜の調整ができる!

アフリカツインのようなデュアルパーバスモデルは車高が高くて…と、不安を持つライダーに嬉しいシート・アジャスト機構。シートレールのはめ込み位置を変えるだけで、スタンダードポジションの870㎜から850㎜へと簡単にシート高をアジャストできる。また、さらに下げたいライダー向けには、ノーマル比30㎜ダウンのローシートも純正アクセサリーで用意されている。

画像: シート高870㎜ 見た目の大柄な印象より実際の足着きは良好なアフリカツインだが、スタンダードポジションでは身長179cmの伊藤さんでも踵が浮く状態。不安を感じるライダーも多いかもしれない。

シート高870㎜
見た目の大柄な印象より実際の足着きは良好なアフリカツインだが、スタンダードポジションでは身長179cmの伊藤さんでも踵が浮く状態。不安を感じるライダーも多いかもしれない。

画像: シート高850㎜ シート高を850㎜に下げたローポジションだと、両足がほぼベタ着きになり安定感がアップ。足着き性をアップさせたい路面状況や、タンデム時にも安心して乗ることができる。

シート高850㎜
シート高を850㎜に下げたローポジションだと、両足がほぼベタ着きになり安定感がアップ。足着き性をアップさせたい路面状況や、タンデム時にも安心して乗ることができる。

HONDA CRF1000L Africa Twin

画像1: HONDA CRF1000L Africa Twin

「必要な時しか話さない」という2人だが、マシンを前にバイク談義に花が咲く。勝手知ったる仲だけに意見が異なる時も遠慮なし。長年プロライダーとして、テストライダーとしてバイクに関わってきた立場から、様々なコメントが飛び出した。

画像2: HONDA CRF1000L Africa Twin

PHOTO:松川 忍

公式サイト

This article is a sponsored article by
''.