85年のレブル、そして、88年のスティード、ビラーゴの登場で国産アメリカン人気に火がつきカスタムが一大ムーブメントに。90年代の街はカスタムクルーザーであふれていた。
スティードやビラーゴ、ドラッグスターたちがストリートに溢れた
バイクブームの絶頂だった80年代の勢いは様々なバイクのカテゴリーに飛び火し、若者へも刺激を与えることになる。それがアメリカンやストリートと呼ばれていたジャンルだ。
スティードで本格的なアメリカンカスタムブームが起き、同時にSRを中心としたシングルバイクのカスタムもブームになった。
そんな90年代にストリートを席巻した国産アメリカンクルーザーたちを見ていこう。
1998/2 YAMAHA ドラッグスタークラシック
発売と同時に400㏄クルーザーの定番となったドラッグスターにクラシックが仲間入り。クラシックはディープフェンダーに前16インチ後15インチで重厚さを演出している。
1996/2 YAMAHA ドラッグスター
XV400ビラーゴの後継として誕生したドラッグスター。それまでになかったロー&ロングをキーワードに発売と同時に大人気となった国産アメリカンナンバー1モデル。魅力的なサウンドと鼓動感、アメリカン離れした優れたハンドリングが人気の理由。
1993/5 SUZUKI VS800イントルーダー
1994/2 YAMAHA XV250ビラーゴ
1990/6 HONDA スティード400
HONDA スティードVLS
88年に初登場したスティードは90年のマイナーチェンジでバックレストが標準装備となる。2001年モデルが最終モデルとなるが、マイナーチェンジを3回、モデル追加を3回行う程の人気車だった。VLSはスプリンガーフォーク採用モデルだ。