大阪&東京モーターサイクルショーでも話題となった一台!
2014年の発売以来、20代を中心とした若年層のライダーに支持を得るヤマハ「YZF-R25」シリーズがモデルチェンジを遂げました!
今回、ヤマハは「マイナーチェンジ」と公表しましたが、外観を一新し印象はガラリと変わっています。
MotoGPマシン「YZR-M1」をシンボルとする新しいデザインを採用し、走行性能にも磨きをかけています。
主な特徴は、下記の6項目です。
1 エアロダイナミクスを追求したフロントカウルとスクリーン
フロントカウルとスクリーンは、空力特性の向上を重点に置き開発されています。
フロントカウルは「クロスレイヤード・ウイング」という立体的な構造を持ち、走行風を後方に逃がすことで空気抵抗を低減しつつ効果的にエンジンを冷却する機能的なデザインを採用。
さらにスクリーン形状は周りの空気を整流する効果があり、それぞれの優れた空力特性が空気抵抗によるライダーの負担を減らします。
2 乗りやすさとサーキットでの扱いやすさを両立した新デザインの燃料タンク&タンクカバー
ハンドル位置を22mmタンクトップ位置を20mm下げ(従来比)、サーキットの直線で前傾姿勢を取りやすく、旋回時には高いニーグリップ性を発揮するよう設計されました。
タンクの左右最大幅は31.4mm広げられていて、燃料の容量は従来同様14Lを確保しています。
3 旋回時など良好な接地感に寄与する倒立式フロントサスペンション
37mm径インナーチューブの倒立式フロントサスペンションが採用されました。
倒立式のメリットである優れた剛性バランスを活かすために減衰力とバネレートの最適化を図り、旋回や制動時などでの良好なフロント接地感を実現。
また、減衰力発生機構は新たにカートリッジ式とし、伸側・圧側それぞれの最適化が可能となっています。
4 快適でスポーティな走りにフィットするライディングポジション
ハンドルクラウン下にマウントしたセパレートハンドルは、スポーティなスタイリングでありながら日常の扱い易さと快適性を配慮。
前モデルと同様にシート高は低くめに抑えられており、無理のないライディングポジションです。
5 視認性の高いフル液晶メーター
メーターは、新開発の視認性の高いフル液晶のディスプレイ。
高精細なバーグラフタイプのタコメーターによりアクセルワークを視覚的にも楽しむことができます。
また、スピードメーターや燃料計だけでなくシフトタイミングインジケーターなどの情報をマルチに表示し、視認性の高さとレーシングイメージを両立しています。
6 LEDヘッドランプ採用のフロントフェイス
歴代Rシリーズと同様の二眼ヘッドライトにLEDが採用されています。
フロントフェイスはヘッドライトと新造形をバランスさせて低い位置から睨みつける表情に。サーキットでの緊張感や走りへの闘志を表現したとのことです。
さらに左右ヘッドランプの中央には「YZR-M1」のアイデンティティであるセンターダクトを採用。MotoGPマシン「YZR-M1」イメージを強調しています。