2019年JAIA試乗撮影レポート、本日からスタートです!
4月3日~4日に日本自動車輸入組合(JAIA)によるプレス向け試乗撮影会が神奈川県の大磯ロングビーチで開催されました。
毎年同じ時期に行なわれ、JAIAとともに春が来る、という印象が二輪メディア業界にはあります。
輸入メーカー各社が一堂に出展。会場には2019年度の一押しモデルがずらりと並びます。
本日から、撮影できた車両をご紹介していきますので、どうぞご期待ください。
先頭バッターは、Indian Motorcycle「FTR1200」シリーズです!!
発売まで秒読みか!? 軽快さと力強さを両立したデザインをご堪能あれ
東京モーターサイクルショー2019で日本初公開され、話題となりました。まだ発売日は決定していませんが、すでに日本仕様車も完成済みで「もう間もなく」と言えそうです。
これまでのラインナップがクルーザーモデルのみだったなか、完全なるブランニューモデルとしてFTR1200シリーズは開発されました。
そのスタイリングは、フラットトラックのレーシングマシンを彷彿させるもの。
インディアンは2017年に「American Flat Track」選手権に電撃復帰し、現在まで圧倒的強さを見せつけています。2017年は全18選中14勝、2018年は全18選中17勝(表彰台独占13回)を果たす快挙を成し遂げたのです。
そのモデルがこちら。「スカウトFTR750」になります。
この世界観で、アスファルト上での使用にフォーカスし、市販車として生まれたのがFTR1200シリーズとなります。
開発時には、GPライダーやAFTで活躍するワークスライダーの協力を得て、100万マイル以上のシミュレーションライドと、何万マイルもの公道テストが行なわれました。
新たなインディアンの威信をかけたシリーズと言えるでしょう。
レーサーの「スカウトFTR750」のイメージをもっとも踏襲しているのがシリーズのトップモデル「FTR1200S Race Replica」になります。
このモデルを中心に各部を詳しくお見せします!
シリーズのフラッグシップモデル「FTR1200S Race Replica」
真横から見ると細身の印象ですが、じつは骨太で存在感たっぷりのスタイリングをしています。
フレームは、鋼管トレリスフレーム。剛性の最適化と重量の低減を実現しました。装備重量は235kgとなります。
フレームからスイングアームへと一直線でつながる赤いラインが美しいですね!