※GOGGLE(2012年)より BMWのオートバイは快適だと誰もが言う。でも、その快適さは何のため? もしラクをして走るためだと思っているなら、それはBMWというものを勘違いしている。その快適さは、他ではできない冒険のため。限界の環境下で、その証明をしてみせよう!

旅にはアクシデントがつきものそれでも尚、心は折れず

前夜、九州最南端へ到達したものの残念ながら佐多岬ロードパークは既に営業時間外。

ということで、次の日の朝イチにリベンジする。冷静になると、1日で恐ろしいほど走ってきたことを実感し、BMWの底力に舌を巻いた。

だって、全部自走でフェリーも使わず、一気に九州最南端。その事実は動かないのだ。

画像: 旅にはアクシデントがつきものそれでも尚、心は折れず

そして帰り道は2日くらいかけて、ゆるりとツーリングしながら…なんて考えていたのも束の間。

佐多岬を後にし、帰路へ着いた直後に長旅らしいイレギュラーが発生!

アレ?何かハンドリングがおかしい…と思って最寄りのガソリンスタンドでタイヤの空気圧をチェック。

ここにきて何と…リアタイヤのパンクである。

なぜこのタイミングで…と恨めしくも思ったが、これもまたツーリングというもの。

帰りの距離を考え、やむなく鹿児島の正規ディーラーでタイヤ交換と相成った。

予想外の大幅なタイムロス。阿蘇から四国を周遊して、のんびり帰るという夢が音を立てて崩れ去る。

結局、2日目はアクシデントでほぼ何もできず終了、3日目に全てをかけることになる。

ミッションは熊本・阿蘇からスタートし、四国へフェリーで渡り、東京へ。

初日に見劣りしない過酷な行程と言っていい。

でも、あの時、初日の手応えからするに、不可能じゃないと思えた自分が今となってはすごいと思う。

日の出直前から、阿蘇のミルクロード〝天空の道〞で待機。

そこにで待っていたものは眼下にうっすらと雲が広がる、まさに絶景。

値千金と言うのはこういうことだろう。

しばらく忘れられない感動の光景。冒険ライダーに神が微笑んだか!?

画像1: しばらく忘れられない感動の光景。冒険ライダーに神が微笑んだか!?

早朝6時30分。日の出と共に現われた感動動の絶景。

この場所は阿蘇外輪山、ミルクロ ードから脇道に入った天空の道と呼ばれるスポットだ。

絶景にカメラマンのテンションが急上昇してしまい、フェリーの時間が迫るのにも関わらず『お願い! あと1カットだけ!』・・・いや、もう待てんっ!

画像2: しばらく忘れられない感動の光景。冒険ライダーに神が微笑んだか!?

駆け込み乗車ならぬ駆け込み乗船で四国へ滑り込みセーフ上陸!

フェリー出航10分前に大分県・臼杵港へ到着。

今回の旅で最もシビアな区間だった。

約2時間の船旅が気力体力を回復させる。

男にはやらねばならぬ時がある…土佐の鰹のタタキが、そのひとつだ

遠回りは重々承知だが、土佐で鰹のタタキを食わずには帰れない。

こうと決めたら前進あるのみ!

道の駅「かわうその里すさき」で1人前480円。…美味すぎる。

ニッポンは美しい国である。
そう感じずにはいられない。

画像: ニッポンは美しい国である。 そう感じずにはいられない。

冬の四国カルストには荒涼としながらも壮大な風景が広がる。

GTLのナビに搭載されている高度計は最高で1480m以上を表示。

この時期は観光客も少ないため、大平原を独占できる。

きっと誰もが「日本は美しいな」と感じるだろう四国の名所だ。

まだ先は長いはずなのに
旅の終わりを感じる瀬戸大橋

画像: まだ先は長いはずなのに 旅の終わりを感じる瀬戸大橋

夕方5時30分、強烈に後ろ髪を引かれつつ瀬戸大橋を渡り、四国を離れる。

このわびしさもまた旅の醍醐味だろう。これまで2200km以上を走破したのだ。

残り750kmなど、はっきり言って恐れるに足らない。

実質、ココが旅の終わりだった。

CHECK POINT

3000キロを走ってわかったK1600GTLのココがスゴい!

ハッキリ言うが、今回の旅はGTLだから成しえたものだ。

おそらくR1200RTやR1200GS-ADVでも可能だが、やはりGTLの快適性能は群を抜いている。

価格300万円は伊達じゃない!

結局、全行程で一度もお尻が痛くならなかったシートは驚愕の完成度と言っていいだろう。

さらに、シートヒータ ーの温かさは天国の温かさだ。

スピーカーと同調したナビの音声案内はパーフェクトに近い。

また、オーデ ィオで道中もノリノリ。高速移動も大声で歌えば、退屈しないのである。

可変ウインドスクリーンは防風性能もさることながら、雨に対して絶大な防御力を誇った。

土砂降りの豪雨でも、高速道路巡行なら雨など関係ない。

エキゾーストサウンドも長旅で飽きなかった理由のひとつ。

アクセルを開けていくときのストレートシックスの乾いた音は、いつ聴いてもウットリ…。

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