日本は狭いようで広い、まだまだ現地に行かないとちゃんと食べられないご当地グルメがある!

ど~も、こんにちは、もしくはこんばんは! webオートバイ編集部員の西野鉄兵です。

僕は以前、「アウトライダー」というバイクツーリング雑誌を作っていたのですが、ここへ移り約8カ月たちました。

webオートバイ編集部は新橋にあり、サラリーマンのランチスポットにことかかず、この8カ月で約10kgも肥えましたよ! イエイイエイ!

今回は、そんな激太りライダーがおすすめする、あなたを激太りさせるかもしれない絶品飯をご紹介したいと思います。

個人的に選ぶにあたり、こだわったポイントは2つ。

1.味と感動が思い出せる旅飯であること。

2.調理の手が加わっていること。

画像1: 日本は狭いようで広い、まだまだ現地に行かないとちゃんと食べられないご当地グルメがある!

まず思い出したのは、北海道余市で食べたウニ丼でした。たぶんいままで食べたものの中で、一番美味かった……。美味すぎて、一杯3000円もするのにお代わりしてしまいました。

さらに静岡県用宗港の生シラス丼。これも美味かった。しかも600円と安かったため、こちらは気兼ねなく2杯食べられました。

画像2: 日本は狭いようで広い、まだまだ現地に行かないとちゃんと食べられないご当地グルメがある!

だけど、今回はあえて、これらは外します! 素材の味を活かした海鮮丼系はそれだけで10選作れてしまうから! それらは、また次回にします。

というわけで、いってみましょう!

①三重県「四日市とんてき」/肉の塊を食らう、これぞスタミナフード!

画像: ①三重県「四日市とんてき」/肉の塊を食らう、これぞスタミナフード!

肉食いてえぇぇぇ、と思った時、必ず思い出すのが、四日市とんてき。

工場夜景でも有名な三重県四日市市の名物ですね。とんてきは、豚肉のステーキです。

味付けはお店によって違うようですが、ニンニクとウスターソースが混ざった濃い味が僕はたまらなく好きで、人気店「まつもとの来来憲」さんによく行っています。

野球のグローブのような分厚い肉を噛みしめたとき、あふれ出る肉汁と染みたタレ。

ご飯が進みすぎてすぐなくなっちゃうよお~。

だけど定食で頼めば、ライスも豚汁もキャベツもお代わりOK。最高です。

画像: まつもとの来来憲(三重県四日市市松本2-7−24)/混みます。だいたい並びます。開店と同時がおすすめ!

まつもとの来来憲(三重県四日市市松本2-7−24)/混みます。だいたい並びます。開店と同時がおすすめ!

最近では、東京にも「四日市とんてき」インスパイア系の定食屋さんが現れてきましたが、本家を超えるものには出会えていません。

鈴鹿サーキットに行かれるときにも寄れる距離なので、ぜひ!

②山形県「冷やし肉そば」/夏場に食べたい一気飲み蕎麦!

画像: ②山形県「冷やし肉そば」/夏場に食べたい一気飲み蕎麦!

山形県ってじつはすっごく暑いんですよね。とくに山形市周辺。

気温35度の天童市で食べたこの「肉そば」(冷やし)は忘れられません。

シンプルにいえば、かけそばの冷たい版ですが、透き通り方が違いました。

水のようにつゆをがぶがぶ飲み、麺も一緒に勢いよくすする……。たぶん2分くらいで完食し、隣のお客さんが露骨に引いていたのを覚えています。

山形県は冷やし文化が進んでいる地として有名ですよね。冷やしラーメンも美味かった。やっぱり肝は水。

画像: 山形駅近くで食べた冷やしラーメン。普通のラーメンのように見えますが、キンキンに冷えています。

山形駅近くで食べた冷やしラーメン。普通のラーメンのように見えますが、キンキンに冷えています。

後日、帰宅するなり同じように自宅で作ってみたのですが、シンプルにまずかったです。東京であまり広まらない理由がわかりました。

ぜひ、暑い時期に味わってみてください。ちなみに「冷やしシャンプー」も山形が発祥です。

③長野県「上田のあんかけ焼きそば」/独特な触感と甘みがクセになる!

画像1: ③長野県「上田のあんかけ焼きそば」/独特な触感と甘みがクセになる!

ツーリングライダーの聖地である信州でも、上田市のあんかけ焼きそばを知る県外ライダーは少ないのではないですかね。

僕もつい2年前に知った絶品グルメです。

あんかけ焼きそばというと、長崎のかた焼きそばを思い浮かべがちですが、ここの麺の触感は、いい意味でゴムっぽい。

噛み切りにくい絶妙な硬さの麺に、甘みのあるあんが絡まり、幸せな気持ちになります。

画像2: ③長野県「上田のあんかけ焼きそば」/独特な触感と甘みがクセになる!

ちなみに上田ではこのあんかけ焼きそばとラーメンをセットで頼む人も多く、「おいおい嘘だろ」とカルチャーショックを受けました。

まだ「セット食い」は試していませんが、どのような味のハーモニーを奏でるのか、気になるところです。

画像3: ③長野県「上田のあんかけ焼きそば」/独特な触感と甘みがクセになる!

上田は、真田家ゆかりの上田城の城下町で、駅から離れた場所にディープな繁華街が広がっています。

画像4: ③長野県「上田のあんかけ焼きそば」/独特な触感と甘みがクセになる!

美味だれ焼き鳥」という居酒屋で絶対食べてほしい、夜の絶品ご当地料理も。

ぜひ信州泊まりがけツーリングで、上田を堪能してみてください!

④高知県「鍋焼きラーメン」/アツアツであることの美学

画像: ④高知県「鍋焼きラーメン」/アツアツであることの美学

続いては絶景ロード「横浪黒潮ライン」がある須崎市のご当地グルメです。

これは冬に食べたい料理。なにせ、とにかく熱い。

器がぐつぐつした土鍋ですからね。

鶏の出汁がきいた醤油味。見た目よりも旨味が強く、塩分多めでクセになりました。

汗をダラダラかきながら食べてたのを覚えています。口の中に残るしょっぱみ、がいまだ忘れられません。

ふと「アア、アレ、モウイチド、タベタイ……」と思い出す、脳裏に焼き付く系ラーメンです。

⑤福井県「鯖のへしこ」/一切れでご飯一膳・ビール一杯いけちゃう味の濃さ!

画像: ⑤福井県「鯖のへしこ」/一切れでご飯一膳・ビール一杯いけちゃう味の濃さ!

しょっぱいということでは、こちらも忘れられません。

鯖を塩漬けにしてからの、ぬか漬けにされた福井県の郷土料理・保存食です。

食べたことがある人はわかると思います。

写真を見ているだけで、口の中に唾液があふれてきます。

それだけしょっぱい。一切れでご飯一膳、余裕です。福井県はお米も美味しいから、もうそれだけで大満足。もちろんビールや日本酒との相性も抜群です。

画像: こんなに載せたらもったいない! と思ってしまいます……。

こんなに載せたらもったいない! と思ってしまいます……。

北陸の海岸沿いをツーリングする際は、ぜひ。

へしこ一切れがかけがえのない旅の思い出となるでしょう。

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