フロント19インチ採用で走破性を高めたホンダの400Xが目下人気急上昇中だが、海外モデルには471cc版の“兄貴分”CB500Xがあるのをご存じだろうか? 
トルキーでより力強いエンジンと、ストロークを伸ばした前後サスを採用する注目の1台だ。

ライディングポジション&足つき性をチェック!
身長:176㎝・体重:62㎏

画像: ライディングポジション&足つき性をチェック! 身長:176㎝・体重:62㎏

幅広のハンドルを高めにセット。

上半身は完全に直立で、手首や肩に掛かる負担は皆無。

ステップ位置はもう少し前寄りでもいいと思うが、窮屈さは感じない。

サスペンションの沈み込み量が大きめなので足着きも良好だ。

ホンダ CB500X の主なスペックと価格

全長×全幅×全高 2155×825×1410-1445mm
ホイールベース 1445㎜
最低地上高 185㎜
シート高 835㎜
車両重量 197㎏
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量 471㏄
ボア×ストローク 67.0×66.8㎜
圧縮比 10.7
最高出力 47.6PS/8600rpm
最大トルク 4.38㎏-m/6500rpm
燃料供給方式 PGM-FI
燃料タンク容量 17.7L
キャスター角/トレール量 27.5度/108㎜
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前 φ310㎜ディスク
後 φ240㎜ディスク
タイヤサイズ 前 110/80R19・後 160/65R17
消費税8%込み価格:88万9000円

木川田ステラの「タンデムCHECK!」

画像: 木川田ステラの「タンデムCHECK!」

タンデムしたときのポジションは基本的に国内仕様の400Xと同じです。

シートは滑りにくい表皮になっていて、座面も十分な広さ。

個人的に気に入ったのはグラブバーが長いことで、つかむ位置の自由度が高いので、体を安定させやすく、安心感があります。

ライダーの太田さんはこのCB500Xを気に入ったみたいで、いつもの試乗時より飛ばし気味だったのですが、グラブバーが長いおかげでしっかりつかめて加減速に対応できました。

DETAILS

画像1: DETAILS

欧州のA2免許に対応した35KW(47.6PS)仕様の471ccエンジンは、スペック以上にトルキーで力強い。

スリッパークラッチも標準装備。

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400Xと同様、今回からフロントは19インチを採用。

ブレーキはペータルディスクを採用、タイヤは前後ともダンロップ製だ。

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オプションのタンクパッドはヨーロッパホンダの純正品で、日本では手に入らないレアなアイテム。

価格は税込み9800円だ。

●PHOTO:南 孝幸 ●TEXT:太田安治、木川田ステラ、本誌編集部

CB500Xは、ホンダの逆輸入車を扱う「パッセージ」で販売されています。

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