診断機能と記録機能が付加されていることがポイント

オートバイはエンジンから車体まで電子制御化が進み、加えてETCやスマホナビ、グリップヒーターといった電装アクセサリーが一般的になったことでバッテリー管理の重要性は増すばかり。

メーター内に電圧を表示する車種もあるが、全体から見ればまだまだ少数派。

そこでスマホ画面でバッテリー状態を確認できるアイテムをテストしてみた。

画像: [対応OS] ios8以降、Android4.3以降 価格:6264円

[対応OS] ios8以降、Android4.3以降
価格:6264円

取り付けはバッテリー端子に接続するだけ。

本体は38㎜×27㎜×18㎜とコンパクトで、重量も僅か22・2g。

しかも防水構造だから装着場所に困ることもない。

画像1: 診断機能と記録機能が付加されていることがポイント

テスト車のKATANAはシート下にちょうどいい隙間があったので、取り付け作業時間は5分程度。

スマホに専用アプリをダウンロードし、本体とブルートゥースペアリングを行えば準備完了だ。

電圧メーター機能ではリアルタイムでバッテリーターミナル電圧が表示されるので電装アクセサリー稼働時の負荷が判るし、エンジンを始動して3000回転程度での電圧を見れば、発電を受け持つオルタネーターと、電圧制御を受け持つレギュレーターが正常に作動しているかもチェックできる。

画像2: 診断機能と記録機能が付加されていることがポイント

バッテリー診断機能は「問題ありません」から「バッテリーを交換してください」までの4段階でバッテリー状態を通知。

現在主流のMF(密閉)型バッテリーは特性上、急に性能が落ちて始動困難になることがあるので、状態を把握できるのは心強い。

さらにブルートゥース接続中の電圧変化を記録するモードもあり、一日または一年単位でグラフ表示できるから、バッテリーの保守管理にも役立つ。

画像3: 診断機能と記録機能が付加されていることがポイント

バッテリー容量に余裕のない古いモデルや、電装系アクセサリーを複数装着している車両に着けておくと安心だ。

Photo:松川 忍、南 孝幸 Model:梅本まどか

メーカー公式ホームページ

もっと詳しく知りたい方はこちら「オートバイ 2019年10月号」

オートバイ 2019年10月号 [雑誌]

モーターマガジン社 (2019-08-30)

This article is a sponsored article by
''.