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まさに、リアルな若者のキャンプ旅!「ステラ☆キャンプのお姉さん」
月刊『オートバイ』で、モデルや女性目線のインプレを務めている木川田ステラさんは、オートバイキャンプ部のメンバーの中で、いまもっともキャンプにのめり込んでいるリアルツーリストです。
公式Twitter
グループキャンプはもちろん、ときにはソロキャンプも行ない、キャンプ場でボーッとしているのが至福だという、彼女。アイテムも個性的なものを数多く使用しています。
その中から、お気に入りだという道具を3つご紹介します!
①形が変わって、さまざまな場面で大活躍!
100円ショップの高級品、540円で買ったクッション・ブランケット
東北キャンプツーリングの最中、100円ショップへ寄ったとき、偶然目に入ったというのがこちら。普通のクッションのように見えますが、広げれば、ほら!
ブランケットに変身! 夏場は、これだけかけて寝るもよし、秋から冬はシュラフカバー的な役割も担います。
また、肌寒い季節は、外で焚き火に当たりながら羽織るのもありでしょう(火の粉が当たらない距離でね)。
ちょっとかさばりそうですが、ぎゅうぎゅうに押しつぶしても問題なし。バッグの中では緩衝材の役目も果たしてくれます。また、パッキングする際に背中が当たる面に配置すれば、乗車中もクッションとして活躍するでしょう。
真似する価値がありそうなアイデアアイテムです!
②焚き火を愛する人の必需品!? これを持っている人は頼りになる!
Ribitek「火吹き棒」
火吹き棒を持っている人を見ると、「あ、この人やるな……さてはプロキャンパーか?」と思います。僕のまわりの熟練キャンパーは、だいたい自作の火吹き棒を使っていて、それがかっこよく、うらやましいなあ、なんて思っていました。
木川田ステラさんは、製品として売られているものを愛用中。Amazonなどで販売されている「Ribitek」というブランドの火吹き棒です。
魅力は、ペンのようなコンパクトサイズになるということ。専用ケースのカラビナには、ホイッスルも付属。現在販売されているものは、メタルマッチもセットになっているようです。しかもこれで1000円以下、安い!
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僕はうちわ派ですが、火吹き棒の効果は絶大です。焚き火がしっかりつくかつかないか、そんな緊張の瀬戸際で、酸素を送り込みたい場所へとピンポイントで吹き込めます。
じつはこの日も強風でなかなか火がつけられず、困っていました。そんななか、ステラさんが「男どもだらしないなあ」と言わんばかりに、火吹き棒をシャキーン。
おかげでしっかりと焚き火を楽しめました。ありがたや、ステラ様!
③丈夫なスチール天板が魅力のコンパクトテーブル
ロゴス「カラータフテーブル-AF」
最後に紹介するお気に入りアイテムとして、ずいぶんと年季の入ったテーブルを持ち出してきた彼女。歴戦の跡がうかがえます……。
じつは、このテーブルにも、僕らは助けられていました。
この日キャンプをした場所は、関東の絶景キャンプ場として人気上昇中の千葉県館山市のお台場海浜庭園。灯台よりも海側にある稀有なキャンプサイトです。
三方が海に囲まれるこの場所は、爽快感抜群なのですが、一度風が吹き出すともう大変。ライターやチャッカマンはまともに使えないし、起こした焚き火も火の粉が舞い上げ、全然安定しない。
ドラム缶のなかで、どうにかして火は起こせたものの、やっぱり火の粉が飛びまくっていました。
な、なんとか、隙間風を埋めたい……。
「誰か! 誰か! この中に風を遮るものを持っている方はいませんかっ!!?」
「私のこれを使ってください!!」
と、登場したのが、ステラさんのロゴス「カラータフテーブル-AF」です。
特長は、頑丈なステンレス製の天板。コンパクトサイズのテーブルながら、やたらと無骨な作りをしています。
実際に普段、ストーブの風よけに使うことも多いのだとか。
さらにこんな使い方も。
キャンプサイトで絵を描いたり、ハガキを書いたりするのが趣味だという彼女、膝の上に置いて使っているそうです。
このテーブルは、とっくの昔に廃盤品かな、と思ったらロングセラー製品のようで、現在も発売されていました。メーカー希望小売価格は税別2,600円です。
ロゴス 公式サイト
Amazonでも販売されています。
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【おまけ】使用しているテントはこちら!
ダンロップ 山岳テント4人用 H型 CTC-7480
いまどきのアイテムもたくさん使っている木川田ステラさんですが、いろいろ古風だったり、無骨だったり、熟練キャンパーがうなるアイテムも愛用しています。
キャンプの主役、テントもベテランキャンパーさんが「懐かしい!」と声を上げそうなものでした。
「ダンロップ 山岳テント4人用 H型 CTC-7480」です!
おそらく30年くらい前の製品。なぜ、こんなテントなのか。その理由は、お父さんのお下がりとのこと。
しかし、細部を見せてもらうと……さすがダンロップテント。壊れそうな箇所が見当たりません。もしくは壊れても補修ができそう。
プラスチックパーツを使っていないため、生地さえ加水分解させなければ、いつまでも使えそうです。
オレンジ×ブルーというカラーも、いかにも昔の山岳テントという雰囲気でいいですよね。逆にいま出したら流行りそう。(ワンポールテント、パップテント、その次はクラシカルテントが来てもおかしくない!)
山岳テントだけど、4人用だから中も広々。このくらいのサイズがないと女性はキャンプしにくい、と彼女は話していました。
こんなおしゃれな今風なマットを敷いて、今風にヨガなどを興じてしまう人のテントとは思えませんでした。ちなみにこのマットは、DOD製で、こちらもお気に入りとのことです。
ダンロップテント公式サイト(HCS)
DOD公式サイト
レポート:西野鉄兵