ホンダGL1000 1974 年
当時国産最大の水平対向4気筒エンジンを搭載するが、重心バランスの適正化を考え、燃料タンクをシート下にレイアウト。センターから2分割されたダミータンクは電装関係、ラジエターのリザーバータンクと非常始動用のキックペダルを内蔵。駆動をドライブシャフトとして新世代ツアラーを目指した画期的なモデルだった。
ヤマハ RD50 1974 年 3月
FX50の後継となる、50ccフルサイズスポーツモデル。6.3PSを発生する空冷2ストエンジンはもちろん、当時50ccクラス唯一となる油圧ディスクブレーキを装備するなど、軽快な走りとともに上級モデルに引けをとらない充実した造りが注目されていた。
カワサキ 500SS 1974 年12月
500SSとしての最終型となったモデルで、マッハⅢという名称も消えた。安定性重視のディメンションを採用したフレームを採用することで、扱いやすいハンドリングとなったが、排ガス対策のため初期型よりパワーダウンしたエンジンもあって、往年の過激な走りは失われた。半透明のブレーキマスターシリンダータンクも採用されている。
カワサキ 650RS W3-2 1974 年
ZWシリーズの最終モデル。メカニズムもスタイリングも基本的には従来型そのままだが、タンクのカラーリングとグラフィックが変更され、価格もアップされた。
カワサキ 400SS 1974 年1月
350SSがボアを4mmアップされ400ccになったが出力は42PSに低下。ただ、ホイールベースの延長など操縦性や扱いやすさは大きく向上した。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)