性能、装備のバランスに優れた魅力的なネイキッド
ジクサー250SFと同時に東京モーターショーでデビューを飾る、スズキの新作250スポーツネイキッドがジクサー250。
基本的にフルカウル版のSFとエンジン、シャシーを共有するモデルだが、こちらはカウルレスの効果で車重がSFよりも5㎏も軽い156㎏ということもあり、より軽快なフットワークが楽しめそうなモデルとなっている。
搭載されるエンジンはSF同様、油冷のSOHCシングル。
2015年の東京モーターショーで発表されたコンセプトモデル「フィールフリーゴー」に搭載されていた油冷エンジンの技術が活かされたエンジンで、独創的な冷却システムの採用で非常にコンパクトなユニットに仕上がっている。
デザインもスタイリッシュで、デジタルメーターやLEDヘッドライトなど、基本装備も充実しているこのジクサー。
今回は「日本市場への提案モデル」という形での参考出品だが、性能、価格両面で期待が持てるだけに、国内での市販を願いたいところだ。
SPECIFICATIONS (インド仕様)
全長×全幅×全高 2010×805×1035㎜
ホイールベース 1340㎜
シート高 800㎜
最低地上高 165㎜
車両重量 156㎏
エンジン形式 油冷4ストOHC4バルブ単気筒
総排気量 249㏄
ボア×ストローク 76×54.9㎜
圧縮比 NA
最高出力 26.5PS/9000rpm
最大トルク 2.3㎏-m/7500rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 12L
レイク角/トレール NA
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前・後 ディスク・ディスク
タイヤサイズ 前・後 110/70R17・150/60R17