昨年のインターモトで発表されて以来、多くのファンが待ち焦がれた話題のマシン、インディアンのFTR1200が日本上陸を果たしている。シリーズの中で、最もスポーティな仕様の「レースレプリカ」を試乗した。その走りの実力やいかに!?

インディアン「FTR1200S RACE REPLICA」の主なスペックと価格

SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2286×850×1297mm
ホイールベース 1524㎜
シート高 840㎜
最低地上高 183mm
車両重量 235㎏
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
総排気量 1203㏄
ボア×ストローク 102×73.6㎜
圧縮比 12.5
最高出力 120HP/8250rpm
最大トルク 11.7kg-m/6000rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 12.9L
キャスター角/トレール量 26.3度/130mm
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前・後 φ320㎜ダブルディスク・φ265㎜ディスク
タイヤサイズ 前・後 120/70R19・150/70R18
税込価格:236万4000円

RIDING POSITION
身長:176㎝・体重:68㎏

画像1: RIDING POSITION 身長:176㎝・体重:68㎏

車体はコンパクトだがポジションは大柄な印象。上体と着座位置、ホールド具合をバランスさせると少しステップは後ろ目に感じる。

シート高は高めで、カカトが若干浮き気味になるが、停車時に足は出しやすく及第点。

画像2: RIDING POSITION 身長:176㎝・体重:68㎏

各部をチェック!

画像: 120HPの1203㏄・DOHC Vツインは完全新設計。ローイナーシャのクランクシャフトを採用して鋭いピックアップを実現。3種類のライディングモードも標準装備。

120HPの1203㏄・DOHC Vツインは完全新設計。ローイナーシャのクランクシャフトを採用して鋭いピックアップを実現。3種類のライディングモードも標準装備。

画像: 「レースレプリカ」にはアクラポビッチ製のチタニウムスリップオンエキゾーストを標準装備。歯切れのいいサウンドは大きな魅力のひとつ。

「レースレプリカ」にはアクラポビッチ製のチタニウムスリップオンエキゾーストを標準装備。歯切れのいいサウンドは大きな魅力のひとつ。

画像: 43㎜倒立フォークは150㎜ものホイールトラベル量を実現。IMUとの組み合わせできめ細やかな制御を可能にしたABSも標準装備だ。タイヤはダンロップ製。

43㎜倒立フォークは150㎜ものホイールトラベル量を実現。IMUとの組み合わせできめ細やかな制御を可能にしたABSも標準装備だ。タイヤはダンロップ製。

画像: 鋼管トラス構造のスイングアームは軽量化と剛性の最適化を両立。パワーアシストスリッパークラッチも装備する。ブレーキは265㎜径のディスクを採用。

鋼管トラス構造のスイングアームは軽量化と剛性の最適化を両立。パワーアシストスリッパークラッチも装備する。ブレーキは265㎜径のディスクを採用。

画像: フューエルタンクはシート下にレイアウトし、通常のタンクの位置にはトップカバーを配置。上面のセンターにはオーナメントやカーボン調カバーも備わる。

フューエルタンクはシート下にレイアウトし、通常のタンクの位置にはトップカバーを配置。上面のセンターにはオーナメントやカーボン調カバーも備わる。

画像: Sとレースレプリカはピギーバックタイプのリザーバータンク付きリアショックを採用。プリロード、伸圧減衰の調整が可能なフルアジャスタブルだ。

Sとレースレプリカはピギーバックタイプのリザーバータンク付きリアショックを採用。プリロード、伸圧減衰の調整が可能なフルアジャスタブルだ。

画像: ヘッドライトはユニークな内部レイアウトを採用するLED。Sとレースレプリカにはブラックのカバーが備わる。ウインカーも前後LEDを採用している。

ヘッドライトはユニークな内部レイアウトを採用するLED。Sとレースレプリカにはブラックのカバーが備わる。ウインカーも前後LEDを採用している。

画像: テールカウルに沿った形状のLEDテールランプを採用。ナンバーステーとウインカーをスイングアームマウントとしたことで、スッキリしたリアビューを実現。

テールカウルに沿った形状のLEDテールランプを採用。ナンバーステーとウインカーをスイングアームマウントとしたことで、スッキリしたリアビューを実現。

画像: 滑りにくい表皮を採用したワンピースタイプのシートは十分な肉厚で、ストロークをたっぷり取ったサスペンションとあいまって乗り心地は想像以上にいい。

滑りにくい表皮を採用したワンピースタイプのシートは十分な肉厚で、ストロークをたっぷり取ったサスペンションとあいまって乗り心地は想像以上にいい。

FTR1200SとFTR1200Sレースレプリカは、4.3インチのタッチスクリーンLCDディスプレイを採用。ライディングモードやウイリーコントロールなど、電子制御アシスト群も充実。

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