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第6回/早川まりなのヤマハ「FZ400R」
1984年5月にデビューしたFZ400Rは初代全日本TT-F3チャンピオンとなったワークスマシン・FZR400と同時開発され、スチール製角パイプフレームにセミエアフォーク、ニューリンク式モノクロスサスを装着。
搭載されるエンジンはXJ400Zをベースに改良し、クラス最高の59PSを発揮した。将来を嘱望されたレーサーを父に持つ早川まりなの愛車として登場し、研二は苦戦を強いられた。

ヤマハ FZ400R
シャープなハンドリングとパワフルなエンジンを高いレベルでバランスさせることでポテンシャルを発揮し、ストリートからサーキットまで幅広く人気を集めたFZ400R。86年にFZR400が発売された後も併売された。
原宿テディボーイズのまりなが駆るFZ400Rはサーキット仕様でタイトなワインディングに滅法強く、エキパイやクランクケースを削るほどの深いバンクを見せる。
サーキット仕込みの理にかなったテクニックと同時に、通行止めのバリケードをスライドさせたリアタイヤで跳ね飛ばす強引な走りも見せた。

まりなFZ400Rの改造ポイントは、排気系をRPMのフルエキにしてハンドルを換え、前後ウインカーを埋め込みタイプにしている。
リアウインカーをテールカウルに移設したためステーを兼ねるリアフェンダーをレスとするが、カウルとシートはノーマル。
(次回はマキオ・モトギのカワサキZ750FXを解説します。お楽しみに!)
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