CBR1000RR SP/鈴鹿8耐ライダーの気分が味わえる1台!
CBR1000RR SPは外観からは2017年のデビュー時から特に何も変わっていないと思う人が多いでしょうが、17、18、19年型と電子制御など細かいところが変わっています。
SPのオーリンズの電子制御サスペンションは微小ストロークの動きがとても良いので、路面状況の悪いところでも楽に走ることができます。作動性の良さはレースはもちろん、公道走行でもそのメリットを感じることができました。
ブレンボ製のフロントブレーキはタッチが良くて、指1本でコントロールできます。ABSの出来栄えは素晴らしく、スポーツ走行をしていてもその介入が違和感なく仕上がっています。
ライディングポジションは前傾が強いですが、リッタースポーツの中ではツーリングにも使える方で、概ね乗りやすいと言えると思います。
撮影:松川 忍/まとめ:宮崎健太郎
ホンダ CBR1000RR SPの主なスペックと価格
全長×全幅×全高:2065×720×1125㎜
ホイールベース:1405㎜
シート高:820㎜
車両重量:195kg
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量:999cc
ボア×ストローク:76.0×55.1㎜
圧縮比:13.0
最高出力:192PS/13000rpm
最大トルク:11.6kg-m/11000rpm
燃料タンク容量:16L
キャスター角:23゜20 ′
トレール量:96㎜
タイヤサイズ:120/70ZR17・190/50ZR17
ブレーキ形式:ダブルディスク・ディスク
メーカー希望小売価格(消費税10%込):254万1000円