伊藤真一さんにホンダのオートバイを思う存分乗り尽くしてもらい、新しい魅力を発見するロングラン研究所。2019年に印象に残ったというバイクを一台ずつ紹介していきます!

Honda「CRF1000L AfricaTwin Adventure Sports Type LD」
もっともお買い得な冒険バイクでしょう

アドベンチャースポーツで走り出したら、初期型のスタンダード車より「21インチ感」がしないことに驚きました。

燃料タンクが大型化されているので、スタンダード車よりも前にかかる荷重が増えているのでしょう。それにより、オンロードを21インチで走るときに感じやすいネガが、薄れているのかもしれません。

画像: Honda「CRF1000L AfricaTwin Adventure Sports Type LD」 もっともお買い得な冒険バイクでしょう

この燃料タンクは、大容量なのに満タンにしても重さを感じないんです。昔のオフロードバイクのビッグタンク仕様は満タンにして傾けると、こらえられない重さを感じたものですけど、アドベンチャースポーツはバイクから降りての押し引きをしているときも、燃料が少なかった時との差をほとんど感じませんでした。

この辺りは、車体に関する技術の進歩を感じましたね。

画像: 伊藤さんが絶賛する270度クランクの並列2気筒エンジン。スロットルバイワイヤの採用に伴い、インジェクションの設定もより良くなったと、伊藤さんは分析。

伊藤さんが絶賛する270度クランクの並列2気筒エンジン。スロットルバイワイヤの採用に伴い、インジェクションの設定もより良くなったと、伊藤さんは分析。

画像: 伊藤さん最大のお気に入りポイントは、眩しく輝く「白いフレーム」。塗装などのフィニッシュや全体に質感が高まっている点を、伊藤さんは高く評価した。

伊藤さん最大のお気に入りポイントは、眩しく輝く「白いフレーム」。塗装などのフィニッシュや全体に質感が高まっている点を、伊藤さんは高く評価した。

撮影:松川 忍/タンデムモデル:大関さおり/まとめ:宮崎健太郎

ホンダ CRF1000L AfricaTwin Adventure Sports の主なスペック

※〔 〕はTypeLD 
 
全長×全幅×全高:2340〔2310〕×930×1570〔1510〕㎜
ホイールベース:1580〔1560〕㎜
シート高:870-890〔810-830〕㎜
車両重量:243〔242〕kg
エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ直列2気筒
総排気量:998cc
ボア×ストローク:92.0×75.1㎜
圧縮比:10.0
最高出力:95PS/7500rpm
最大トルク:10.1kg-m/6000rpm
燃料タンク容量:24L
キャスター角:27゜30 ′
トレール量:113㎜
タイヤサイズ:90/90-21・150/70-18
ブレーキ形式:ダブルディスク・ディスク
メーカー希望小売価格(消費税10%込):158万5100円

ホンダ 公式サイト

ニューモデル「CRF1100L Africa Twin」シリーズは2019年12月13日(金)に発売開始!

伊藤真一さんのフル・インプレッションは、こちらからどうぞ!

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