1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ホンダCB400SF/ バージョンS 1996 年3 月
スタンダードモデルは、シート表皮のデザインや、艶消しブラックだったエンジンを艶ありとするなど、外装の変更が中心。新登場したバージョンSは、フロントフォークへのプリロード調整機構追加、ブレンボ製4ポットキャリパー装備、剛性アップしたフレームなど、前年発売のバージョンRからビキニカウルだけを除いたような内容。
カワサキゼファーχ 1996 年3 月
ゼファーならではのフォルムは崩さずに、サイドカバーに「χ」のエンブレムを追加。4バルブ化されたエンジンは新設計のもので、K-TRIC搭載によるレスポンスアップと低中速を重視したセッティングとなっている。足まわりにはGPZ1100と共通の異径2ポットキャリパー、アルマイト処理が施されたリアサスなどで運動性能をアップさせている。
カワサキ ゼファー750/RS 1996 年2月
1100と同様に750にもスポークホイールを装着したRSが登場。タンクとサイドカバーのエンブレムやブレーキまわりのデザインも異なっている。
カワサキ ZZR400 1996 年2月
カラーリングが登場以来のツートーンカラーから単色に変更。400らしからぬ大柄なボディとグランドツアラーならではのポテンシャルはそのままだ。
スズキ コレダスポーツ50 1996 年 3月
Tボーンフレームに、長い歴史を持つケースリード吸気空冷2ストエンジンを搭載したビジネスモデルK50がベース。明るいツートーンカラー、セミアップハン装着、ロングシート化によって、レトロスポーツに変身。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)