1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ホンダCBR900RR 2000 年
YZF-R1などライバルの進化に対抗して大幅なモデルチェンジ。エンジンは排気量を929ccにまで拡大し、さらにPGM-FI化でパワーアップ。フレームはセミピポットレス構造の新型となり、倒立フォークの採用、16インチだったフロントホイールの17インチ化でハンドリングにも磨きがかけられた。
カワサキニンジャ ZX-12R 2000 年
メガスポーツの高速性能と、スーパースポーツの運動性能を兼ね備える、欲張りな要求に応えたことで注目されたモデル。メインパイプ内にエアクリーナーをレイアウトするボックスバックボーンフレームに、EFIやラムエアで当時世界最高の178馬力をマークする直4を搭載。
スズキ GSX1100Sカタナ 2000 年
根強い人気により販売が続いていたカタナ1100もこの年で生産終了、その最後を飾るファイナルエディションが国内向けに登場、限定1100台が用意された。シリアルナンバープレート装着に加え、塗装や各部の仕上げも上質。フロントブレーキ強化、フレーム補強などの改良も加えられた。
ヤマハ YZF-R1 2000 年
初代R1登場から2年を経て登場した2代目モデル。フレームやエンジンなどには150ヵ所にわたる変更が加えられていて、完成度が飛躍的に高められた。
カワサキ GPZ900R 2000 年
鮮烈なパールクロームイエローとA1カラー(ファイヤークラッカーレッド×メタリックグレーストーン)をラインアップした。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)