3気筒エンジンの官能的な吹け上がりと俊敏なハンドリングが楽しめるモデルとして高い人気を誇る、トライアンフのストリートトリプルが新世代へと進化した。
9%もの出力アップと各種装備のアップデートで、走りはどう変わったのか? 富士スピードウェイで試乗テストを行なった。

足つき性とポジションをチェック!

RIDING POSITION

画像1: 【試乗インプレ】トライアンフ「ストリートトリプルRS」/Moto2テクノロジーで走りと装備を磨いた俊足ファイター

タンクのくびれが下半身によくフィットし、非常にホールドしやすい。

街乗りでは気楽に、スポーツ走行では豪快な操作を自然に行えるのが魅力。

身長:176㎝ 体重:68㎏

足さえ着けば、小柄なライダーでも取り回しやすい軽さも魅力だと思う。

トライアンフ ストリートトリプルRS 主なスペック

SPECIFICATION
全長×全幅×全高 NA×775×1085㎜
ホイールベース 1405㎜
シート高/最低地上高 825㎜/NA
車両重量 188㎏(乾燥)
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量 765㏄
ボア×ストローク/圧縮比 77.99×53.4㎜/12.54
最高出力 123PS/11750rpm
最大トルク 8.0㎏-m/9350rpm
燃料供給方式/燃料タンク容量 FI/17.4L
キャスター角/トレール量 23.9度/100㎜
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前・後 φ310㎜ダブルディスク・φ220㎜ディスク
タイヤサイズ 前・後 120/70ZR17・180/55ZR17

DETAILS

画像: スタイリングや骨格は、基本的に従来型のストリートトリプルRSを踏襲。このモデルならではの個性的なデザインは健在だ。

スタイリングや骨格は、基本的に従来型のストリートトリプルRSを踏襲。このモデルならではの個性的なデザインは健在だ。

画像: 撮影車はシングルシートカバーを装着しているが、つけ替え式のタンデムシートは座面を大きめにとったものとなっている。

撮影車はシングルシートカバーを装着しているが、つけ替え式のタンデムシートは座面を大きめにとったものとなっている。

画像: 独特の顔つきは健在ながら、ツリ目を強調する大きなLEDポジションライトを採用。キャラクターラインをより鮮明にした。

独特の顔つきは健在ながら、ツリ目を強調する大きなLEDポジションライトを採用。キャラクターラインをより鮮明にした。

画像: 実に9%ものパワーアップを実現し、123PSとなった3気筒エンジン。Moto2クラスで培った技術を惜しみなく投入。

実に9%ものパワーアップを実現し、123PSとなった3気筒エンジン。Moto2クラスで培った技術を惜しみなく投入。

画像: テールランプとウインカーもLED。オプションでシーケンシャル点灯するタイプのLEDウインカーも用意されている。

テールランプとウインカーもLED。オプションでシーケンシャル点灯するタイプのLEDウインカーも用意されている。

画像: ショーワのBPFフォークにブレンボのラジアルマウントキャリパーを採用。タイヤはピレリのディアブロスーパーコルサだ。

ショーワのBPFフォークにブレンボのラジアルマウントキャリパーを採用。タイヤはピレリのディアブロスーパーコルサだ。

画像: 湾曲したガルアームはギリギリまで肉抜きを施したキャストタイプ。ショックユニットはオーリンズのSTX40を採用している。

湾曲したガルアームはギリギリまで肉抜きを施したキャストタイプ。ショックユニットはオーリンズのSTX40を採用している。

画像: 5つのライディングモードを備える新型は、メーター表示も一新。好みに応じて4つの表示スタイルと表示色がチョイスできる。

5つのライディングモードを備える新型は、メーター表示も一新。好みに応じて4つの表示スタイルと表示色がチョイスできる。

文:宮崎敬一郎/写真:南孝幸

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