どこまでも走っていけるオールラウンドな1台

ハーレーがEICMA2019で公開した2台の水冷モデル、1台はストリートファイターの「ブロンクス」そしてもう一台がこの「パン・アメリカ」だ。

こちらもこれまでのハーレーのイメージからすれば、大きくかけ離れたアドベンチャーツアラーだったことでやはり大きな話題となった。

しかも単にスタイリングだけアドベンチャー風だというのではなく、ストロークの長いサスペンションにワイヤースポークホイール&ブロックタイヤまで備えてハードなオフロード走行もこなせる、走る道を選ばずどこまでも行ける本格的オールラウンドモデルなのだ。

エンジンは「ブロンクス」と同じく水冷60度Vツインの「Revolution Max」だが、こちらは排気量1250ccという強力版で、オフロード走行に合わせ低速トルク重視にセッティング。

スタイリングも他のアドベンチャーと一味違う個性を放っていて、ハーレーの新しい魅力を切り開くモデルとなりそうだ。

画像: 1250㏄版の「Revolution Max」エンジン。最高出力は145馬力以上で、最大トルクは12.4㎏-mというから、非常にパワフルかつトルクフルだ。

1250㏄版の「Revolution Max」エンジン。最高出力は145馬力以上で、最大トルクは12.4㎏-mというから、非常にパワフルかつトルクフルだ。

画像: 大型のウインドスクリーンに大型の液晶メーターを装備するなど、装備類は最新のアドベンチャーツアラーに求められるものを用意。ハンドルはフラットタイプだ。

大型のウインドスクリーンに大型の液晶メーターを装備するなど、装備類は最新のアドベンチャーツアラーに求められるものを用意。ハンドルはフラットタイプだ。

画像: ロングツーリングに欠かせない積載性を確保するため、オプションとして大容量のパニアケース&トップボックスもしっかりと設定されている。

ロングツーリングに欠かせない積載性を確保するため、オプションとして大容量のパニアケース&トップボックスもしっかりと設定されている。

走行映像 2021 Pan America | Harley-Davidson(36秒)

画像: 2021 Pan America | Harley-Davidson www.youtube.com

2021 Pan America | Harley-Davidson

www.youtube.com

まとめ:月刊オートバイ編集部

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