第三期 MotoGPテクノロジーの導入
CBR1000RR(2004)
MotoGPマシン・RC211Vで培われたテクノロジーと流麗なデザインを採用した1000㏄初代モデル。ユニットプロリンクやセンターアップマフラー、ラジアルマウントキャリパーといった新機構が続々と投入された。
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998㏄●94PS/10000rpm●8.6㎏-m/6000rpm●820㎜●210㎏●18L●120/70ZR17・190/50ZR17
CBR1000RR(2006)
型式は同じでマイナーチェンジ扱いではあるが、実質的なフルモデルチェンジとも言える内容に進化。カウル形状、メーターパネルを変更し、エンジンもカムを改良。フレームはディメンションにまで手が入っている。
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998㏄●94PS/10000rpm●8.8㎏-m/6000rpm●820㎜●206㎏●18L●120/70ZR17・190/50ZR17
第四期 独創のフォルムと技術
CBR1000RR(2008)
エンジン、車体を全面的に新設計した8代目。コンパクトなボディに生まれ変わり、センターアップマフラーはコンパクトなサイレンサーを持つアンダーマフラーとなった。翌年には初のABS仕様も登場している。
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●999㏄●118PS/9500rpm●9.7㎏-m/8250rpm●820㎜●201㎏●17L●120/70ZR17・190/50ZR17
CBR1000RR(2012)
マイナーチェンジ。ヘッドライトのデザインを変更、メーターも大型デジタル式へと改められ、ホイールはリム荷重の均等化を図った新デザインのものに変わっている。
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●999㏄●118PS/9500rpm●9.7㎏-m/8250rpm●820㎜●202㎏●17L●120/70ZR17・190/50ZR17
CBR1000RR(2014)
初の1名乗車モデル。前後にオーリンズ製のサスペンションを採用し、シートレールは専用品。翌年にはレプソルカラーを採用した「チャンピオンエディション」も登場。
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●999㏄●123PS/9500rpm●9.9㎏-m/8500rpm●820㎜●211㎏●17L●120/70ZR17・190/50ZR17
CBR1000RR(2017)
フルモデルチェンジ。エンジンやフレームは前モデルのものを発展させた仕様。初の電子制御サス搭載モデルの「SP」、専用のヘッドを持つレース用ホモロゲーションモデル「SP2」もラインアップされた。
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●999㏄●192PS/10000rpm●11.6㎏-m/11000rpm●820㎜●196(SPは195)㎏●16L●120/70ZR17・190/50ZR17
[諸元並び順]●エンジン形式 ●排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●シート高 ●車両重量 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後