オフロードの走破性を徹底追及したミドルアドベンチャー

画像: オフロードの走破性を徹底追及したミドルアドベンチャー

2020年3月11日(水)、ヤマハがアドベンチャーモデル「Ténéré700 ABS」の国内仕様車を発表しました!

「テネレ700 ABS」は“Top of Adventure Tenere”をコンセプトとし、軽量化にこだわり開発。エンジンは水冷・4ストローク・DOHC・並列2気筒・270度クランク。排気量は688ccとなります。

乗車姿勢自由度の高い車体、耐久性や整備性の高さ、荷物積載時の高い適応力など、オフロードの走破性とツーリングでのユーティリティ性を高次元でバランスさせたアドベンチャーモデルです。

国内での発売予定日は2020年6月5日(金)、価格は126万5,000円となります。

※2020年6月4日追記
 
発売予定日が2020年7月31日(金)に変更されました。
ヤマハは「諸般の事情により」変更したことを公式サイトでも明示しています。

日本で展開されるカラーバリエーションは3色!

マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)

ブルーイッシュホワイトパール1(ホワイト)

マットブラック2(マットブラック)

YAMAHA「Ténéré700 ABS」フィーチャーマップ

画像: YAMAHA「Ténéré700 ABS」フィーチャーマップ

YAMAHA テネレ700 ABS 主なスペックと価格

全長×全幅×全高2370×905×1455mm
ホイールベース1595mm
最低地上高240mm
シート高875mm
車両重量205kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量688cc
ボア×ストローク80.0×68.5mm
圧縮比11.5
最高出力53kW(72PS)/9000rpm
最大トルク67N・m(6.8kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量16L(無鉛レギュラーガソリン指定)
変速機形式6速リターン
キャスター角27゜
トレール量105mm
タイヤサイズ(前・後)90/90-21M/C 54V・150/70 R18M/C 70V(前後チューブタイプ)
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格126万5000円(消費税10%込)

【2020年3月11日13時追記】ローダウン仕様のアクセサリーパッケージ「テネレ700ABS Low」もラインナップ!

プロモーションムービー 1分52秒

画像: New Yamaha Ténéré 700. The Next Horizon is Yours. www.youtube.com

New Yamaha Ténéré 700. The Next Horizon is Yours.

www.youtube.com

①270度クランクの2気筒エンジン

画像: ①270度クランクの2気筒エンジン

慣性トルクが少なく、燃焼室のみで生み出される燃焼トルクだけを効率良く引き出す設計思想「クロスプレーン・コンセプト」 に基づき開発された並列2気筒・688ccエンジンを搭載。

低中速の豊かなトルクと、高回転の伸びやかさが特徴。エンジン特性に合わせ2次減速比を最適化し、本格的なオフロードライディングと日常的な市街地走行での扱いやすさを両立したとのこと。

②オフロードの走破性を追求した吸気・排気系

エアクリーナーボックスは吸気ダクトの向きを進行方向とし、後輪からの砂埃等の吸い込みを抑制するなど十分な吸気容量を確保。

コンパクト設計のエキゾーストパイプと別体式サイレンサーといった排気系や、冷却ファンやグリルを新設計したラジエーターといった冷却系とともに、オフロードのさまざまなコンディションで高い走破性を発揮する安定性を期待できます。

③軽量で強靭な専用設計のフレーム

画像: ③軽量で強靭な専用設計のフレーム

フレームは軽量・スリム・コンパクトを追求し新設計されています。

形状はダブルクレードルタイプで、素材には高強度で軽量な高張力鋼管を採用。オフロード走行に必要な剛性を確保しつつ、しなやかな乗り心地を実現したとのこと。さらにアルミ製のリアアームを採用するなど軽量化が図られています。

④走破性を支える前後の高性能サスペンション

フロントサスペンションは43mm径インナーチューブの倒立式を採用し、優れた接地感とショック吸収性を確保。

アンダーブラケットやハンドルクラウンもサスペンションに合わせて強度バランスを整え、倒立らしい自然な操舵感を追求。

リアは、リンク式モノクロスサスペンションを採用し、一般路から砂漠地帯のような過酷なオフロードコースまで対応するつくりを目指し開発されています。

⑤初期タッチやコントロール性に磨きをかけたブレーキ

画像: ⑤初期タッチやコントロール性に磨きをかけたブレーキ

前後ブレーキは最適設計のウェーブディスクに加え、軽量・コンパクトなブレンボ製キャリパーを採用。

初期タッチ、制動力、コントロール性、リリース特性など優れたバランスを追求されています。さらにオン・オフ切替え可能なABSを搭載。

⑥自由度の高いライディングポジション

シート高は875mm。フラットシートとスリムなタンクとのバランスを調整し、自由なライディングポジションを取りやすい設計に。

また、ライディングポジションに重要な3点(フート・ヒップ・ハンドル)の位置関係にこだわり、長距離走行での疲労感の低減にも配慮されています。

⑦ラリーの血筋を感じさせるスタイリング

画像: ⑦ラリーの血筋を感じさせるスタイリング

スタイリングやデザインは、ヤマハ「XT」や「WR」がもつラリーイメージを継承。

さらに機能部品であるヘッドランプやタンクに特徴的なアレンジを加え、新しいモダンラリーバイクのプロポーションを提唱しています。

【アンケート】あなたはどの色のテネレ700ABSが好きですか?

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    137

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まとめ:西野鉄兵

【試乗インプレ】ラリースト三橋淳氏がいちはやく国際試乗会で乗りました!

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